人間はモテたい痩せたい金がほしい

ピポは静かに暮らしたい

生きてきて37年ぐらいになるけど子供の時から一貫して変わらないのはこの三要素な気がする。未だにモテたいなあとは思うし常にお金は欲しい。太ってないから痩せには興味ないや。

この三要素は程度は違えどもみんな持ってる欲な気がするし、それに対する解決法がいつの時代も商売に使われる。逆に言うとモテたくない痩せたくない金が欲しくないという人間に対しては何を売ったらいいかわからないくらいだ。

この辺の欲求を中心に商売やら世界やらが回ってると思えばそこから抜け出すにはそのへんの欲を持たないのが一番なんだろうとは思う。ただし難しい。

モテ欲と痩せ欲はともかく金銭欲を断ち切るのはかなり難しいからだ。

じゃあ最低限どれぐらいあればいいのかっていう話にもなるが、快適に住める家とうまい食べ物があれば基本は大丈夫だなと思う。衣食住なんて昔は言われていたが、衣に関してはずいぶん低価格で手に入る物になったなあと思う。

反面食に関しては最近は値上がりが続いているし、住環境も条件を厳しくすると結構上がってしまう。まだまだ文化的な最低限度の暮らしというのはそれなりにかかるんだろう。

そんな事を考えていいると「痩せたい」「きれいになりたい」なんてなかなか贅沢な悩みのような気もする。世界基準で見るとそれどころではない人のほうが遥かに多いだろうに。

痩せるに関しては金をかけて太った身体を金をかけて痩せるのだから最大級の贅沢である。

ダイエット、なんて時と場所さえ違ったらバールで頭をかち割られてもおかしくないような行為だよな。だからこそアメリカっていうのは嫌われてるのかもしれないな。肥満大国だし。

モテたいっていうのは人間の本能に基づいているような気もするから仕方のないことなのかもしれない。

足が速いとか頭がいいとかコミュニケーション力が高いとか経済力とか、ちゃんと考えればモテたいっていう要素は子孫繁栄のために必要な要素な気がする。

そんなことを考えていたら外に止めてある僕のロードバイクが雨ざらしになってることに気づいた。これはなんとかしなくてはいけない。簡易的な屋根を作ることを考えなければ。