速乾性や重量バランスはどうなのか? シャープの新型プラズマクラスタードライヤー IB-NP9 を徹底レビュー

ピポは静かに暮らしたい

僕は現役の美容師なので、ここ十数年間は家でもサロン用のドライヤーしか使ってこなかった。

昔に比べて今は家庭用家電のクオリティも相当上がってきました。今ではそこそこ値段のするドライヤーを家電メーカーが出すようになり、最早サロン用だからとか、家庭用だからとかの差はほとんど無いのではないかと思ってしまいます。

今回新しく発売されたシャープさんのドライヤーを買ってみました。

ヨドバシカメラの店頭価格で税抜きで20000円でした。探せばもっと安い所はあるかもしれませんが、2021年8月31日のヨドバシカメラは20000円でしたね。

このドライヤーを実際に使ってみたレビューを書いてみたいと思います。


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プラズマクラスタードライヤー IB-NP9のレビュー

使い心地はどうか?

今はやりの大風量タイプで、風圧が強いです。スペック上は1.8㎥/分となかなかの風量です。十分な風圧を確保しながらも吹き出し口が大きいので風の絶対量が多い印象を受けました。あと風当たりがまろやかです。ドライの時の速乾性は申し分ないと思います。

ターボモードで乾かすと根元のボリュームが風圧で着くぐらいの風が出ます。当てっぱなしで油断すると思わぬクセがついてしまうので注意したほうが良いと思います。

重量バランスと重さについて

重さは約580グラムです。手に持った時の重心バランスもちょうど良いので見た目より軽い印象を受けます。構造的にはノズルが短いタイプの方が軽いのでしょうが、お値段がかなり跳ね上がります。ドライヤーの中では軽いほうなんじゃないでしょうか。個人的感想ではホリスティックキュアドライヤー(サロン用)よりはやや重く、レプロナイザーよりもやや軽い印象を受けました。

プラズマクラスターの効果は?

静電気抑制や保湿効果があり、髪や頭皮を保湿して、艶や潤いをアップさせる効果があるそうです。こういった目に見えない要素が最近のドライヤーは多いですよね。こればかりは実際に使って体験するしかありませんし、何もない通常のドライヤーと比べないと実証も難しいかと思います。ですが、メーカーさんも根拠のない技術を使わないでしょうし、実際にドライヤーによって渇き方に差ができることはサロンワークでも実感してますのでこういったイオン等の要素はそれなりに信じてます。

ビューティーモードとは

周囲の温度をセンサーが検知して、温風と冷風を交互に繰り返すモードです。季節によって温度が変わるので、夏はややぬるめの風が出ますし冬はしっかり温風が出るみたいです。

付属ノズル

付属品としてノズルがつきます。セット用ノズルとスピードノズルの2種類です。

お手入れ方法は?

付属しているユニット清掃ブラシでお手入れをするそうです。内部ユニットの清掃をしないとプラズマクラスターの発生が弱くなるとか。ドライヤーの壊れる原因はだいたいは掃除不足で埃が内部に溜まることだと思うので、大事に使いたい人はこまめにお手入れをするべきです。ソコソコの値段の家電はユーザーにお手入れを促す効果があるところが良いですよね。安いやつは雑に扱っちゃうので。

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まとめ

価格帯と性能のバランスが取れた良いドライヤーだと思います。

超高級品を買うならレプロナイザーとかに手を出せば良いんじゃないかと思ってしまいますが、ドライヤーはどんなに大事に使っていてもいつか壊れます。そう考えるとそこそこ良いものを使って、そこそこ古くなったら買い換える・・と考える人がいても不思議ではありません。この辺りの思考の人をターゲットにしている商品だと思います。

あまり安っぽいのは使いたくないけどハイエンドすぎるのは値段が・・・っていう人に自信を持ってオススメできる商品ですね。


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