今までアップが進むごとに時系列も一緒に進んでいったジョジョですが、9部がジョセフジョースターが主人公だとすると、初めて過去に時系列が遡ることになります。
この逆行する展開はどの要素を荒木先生が絡めてくるのか楽しみな点でもあります。
【ジョジョ9部】ジョジョランズのテーマは何なのか?過去作品の傾向を分析して考察!
初めての時系列逆行もの
部が進んで時系列が過去に向かうのは初めて
読者はジョジョリオンの物語を知っています。ですが、ジョジョリオンではいまいち謎のまま終わってしまった要素がいくつかあります。
- ロカカカのルーツ
- 岩人間、岩生物のルーツ
- 悪魔の手のひらについて
- 聖なる遺体のその後
- 謎の歯型
- 流れ着いた赤ちゃん
個人的には8部冒頭の謎の歯型に関してはもうなかったものとしてスルーされる可能性が高いのですが…それ以外の要素は9部で詳しく深掘りされる可能性もあると睨んでいます。(流れ着いた赤ちゃんは可能性が低そうですが)
スティール・ボール・ランからジョジョリオンまではかなり年代が飛びました。その飛んだ年代を埋めるのが9部…と考えるとかなり新しい試みではないかと思います。
9部は悪魔の手のひらが鍵になる?
8部ラストで「豊かな場所には歪みが生じる」的なことをルーシーが言ってました。この豊かな場所と悪魔の手のひらをリンクさせて考えると、各地にある「豊かな場所」と、それとともに生まれた「歪み」を何とかする…そのためにまた旅をするのではないのでしょうか。
8部ラストのジョセフとルーシーの旅のルートを見てみると、何やらスティール・ボール・ランのコースと似ている気がするんですよね。まさか馬に乗って旅はしないと思いますが。
スティール・ボール・ランのコースと悪魔の手のひらのルートが一致すると、各地で豊かさと歪みが発生している可能性はあります。そしてそこにロカカカや、それを守る番犬的岩生物がいると仮定するとその周りは事件が多発するいわゆる「呪われている」ような場所になります。これを一つ一つ解決していく…という流れもあるかもしれません。
悪魔の手のひらの能力は未知数
今のところわかっている悪魔の手のひらの能力は、スタンド能力を引き出すというものです。ジョジョリオンの東方家が全員スタンド使いだったのは、敷地が悪魔の手のひらに近かったので、それによりスタンド能力を得た。東方家は豊かさを得た代わりに呪いも背負っていた一族でした。これを豊かさと歪みと捉えるなら、各地にそのような人がいてもおかしくはないですね。
地形が変わったり、スタンド能力を得たり、(等価交換作用は悪魔の手のひらの能力なのかは不明)いろんな作用が悪魔の手のひらにはあります。この先どんな要素を追加してくるのかはわかりません。
個人的な希望
その悪魔の手のひらの能力に時空や時間を超える、というのが追加されると個人的には面白いと思ってます。
未来や過去に飛んだり、よく似た隣の世界に行ったり、そこでの行動が基本世界に影響を及ぼす…というのは昔からよくある設定ながらも荒木先生の作品には出てきていません。
未来に行ったジョセフがそこで得た情報を使ったり、過去に行ってなにかヒントを得てきたり。そんな時空を超えた話も面白いと思うんですけどね。
この着想はとても攻略に苦労したドラゴンクエスト7から来ています。
まとめ
今は烈海王も異世界転生する時代ですので、ジョジョの主人公が異世界を旅しても違和感は無いと思います。
むしろ杜王町からアメリカまで、単純にルーシーを送り届けるというストーリーで読者はワクワクして満足できるのか?といわれると、もう一捻り欲しい!というのがファンとしての正直な感想です。
ですがこればかりは荒木先生がどんな要素に影響を受けてストーリーを作ってくるかにかかってきます。
早く読みたいですね。9部…
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