9部冒頭に登場する岸辺露伴。動かないシリーズのせいか久しぶり感はないものの、7部以降の世界で見た目も変わらないというのは珍しい。(正確にはちょっと違うけど。これについては後述します。)
吉良吉影は名前こそ同じなものの、見た目や職業は完全に違っていたしな。
今回は、第四話までの描写を見て9部岸辺露伴の考察をしていきたいと思います。
追記 五話の感想も書きました!
9部 岸辺露伴の違いやセリフを考察
9部露伴 髪型
まず注目したのは露伴の見た目です。今までの露伴は向かって右側に毛先が来てる場合が多いキャラクターでした。ですが今作は正面から見たときに左側に向かって髪を分けている。
アングルや構図によっては左毛先になってることもありますが、基本は右だと思います。
これ、鏡で見てる自分と写真に写った自分が「なんか違うなぁ…違和感あるなあ…」っていう現象と同じだと思うんですよね。基本的に同じなんだけど、なんか違う。それをヘアスタイルで表現したのかな。
あと、なんとなくいつもよりペタっとしてる感じもします。
さっきまで泳いでたんだから、当たり前といえば当たり前ですがね。
密漁海岸の時も髪の毛が濡れてペタッとしている感じはあったので、露伴はポルナレフあたりとは違う髪質だということになりますね。
9部露伴 スタンド能力
これに関しては特に説明もなかったです。もはや常識だよね。みたいな。
人を本にして読むことができるのを実践して見せることで、パコたちも能力を瞬時に理解しています。このあたりわざわざ説明しないのがスタイリッシュ。
もちろん露伴的にもわざわざ読み上げる必要は無いんですけどね。
プレッシャーを与えるために読み上げているのか、演出上の流れなのかは今のところ不明です。
9部露伴が所有するダイヤの謎とは?
感想考察でも書きましたが、本編で登場するダイヤの謎を知っていて、ハワイに来た感じがします。
ダイヤのせいで家が全焼したからハワイの別荘に来たとか〜だと面白いですね。
9部露伴の性格
年々性格が丸くなっていく露伴先生。4部の初登場時に蜘蛛の味をみていた男とは思えません。むしろジョジョの登場人物の中では相当まともな方なんじゃないでしょうか。
康一くんを破り取って高笑いしたり、麗美お姉ちゃんのプライベートに土足で踏み込んでいた露伴先生はもういないのです。個人的にはそれもちょっと寂しいのですが。
4話では、慣れないスタンド攻撃に焦りまくっているパコ、ドラゴナ、ウサギとは対象的な感じに描かれています。冷静に自らのスタンド能力で現状を把握する。
空き巣に入ったドラゴナ達に対しても、空き巣行為そのものよりも「ダイヤに関わっちまったなあヤレヤレ」みたいな心情すら見え隠れします。
9部露伴 この後の展開は?
バイオレンスしかなくなっちまったパコと違って比較的冷静なジョディオとドラゴナ。
ダイヤを盗むのは諦めて、露伴の言うことを聞いたりするのかなと予想しています。
ヘブンズドアーで記憶の改ざんはできると思うので、パコとウサギはちょっと書き込まれるかもしれませんね。
露伴も何かしらの目的はありそうです。それがダイヤや溶岩に関係している。しかし岸辺露伴がマンガのネタ以外の目的で動くっていうのはなかなか想像しづらいですね。
個人的には、常識的になってきた露伴先生がまたエキセントリックな存在に戻って欲しいなと思っています。
露伴先生は蜘蛛舐めてナンボ、山買って破産してナンボって感じですからね。
パコのページ破り取って高笑いしたりしないかなあー!!