プッチ神父に手癖の悪さを気に入られたミラションに関して解説します。
・ジョジョ6部 制限だらけの緊迫感!フー・ファイターズ戦を徹底解説!
ミラションとは
ミラションの元ネタとプロフィール
元ネタはイタリアのファッションブランドである「ミラ・ショーン」ですね。
初登場時(プッチ神父との仮釈放の面談時)はボブスタイルの髪型だったが、徐倫たちの前に現れた時は前髪の横の髪の毛が前方で繋がっているという独特なヘアスタイルに変化しています。
プッチ神父の種をつけたままさくらんぼを食べるという、ものすごくどうでもいい特技を見せられた唯一のキャラでもあります。
そしてその面談の際にプッチ神父の十字架をパクろうとして顔面をドグシャアされます。
その手癖の悪さを気に入られ、スタンド使いとしてディスクを埋め込まれることになりました。
刑期は5年。罪状は窃盗、武装強盗。性格は嘘つき、盗み癖、博打好き。
スタンドは「取り立て人マリリン・マンソン」
元ネタはロックバンドのマリリン・マンソンですね。
たぶん、正式名称が「取り立て人マリリン・マンソン」なんですね。ジョジョ好きの仲間と話す時は注意しましょう。ミラションのスタンドって何だっけ?と言われたら「取り立て人マリリン・マンソン」ね〜と正式なフルネームで答えてあげるのが紳士の嗜みだと思います。
ミラションのスタンド
取り立て人マリリン・マンソン
賭けに負けた相手から強制的にお金(もしくは金目の物)を取り立てるというスタンド能力。本体であるミラションがいかさまに気づいてなかったとしてもイカサマをした本人の心に合わせて出現する。そのためバレないようにイカサマをしたとしてもお金を取り立てられてしまう。
正しい本当の目的をはっきりと話してないミラションのルール違反は絶妙に見逃しているため、ミラショーンへの暴力行為は OK というよくわけのわからない公正さを持っているスタンド。本体であるミラション自体がお金を持ってなかった場合ミラションからも肝臓を取り立てたりするのでしょうか。
こういう「公正さこそパワー」みたいなスタンドは、本体に不利な条件でも普通に発動しますからね。カルフォルニアキングベッドちゃんとか。ルールを守るからこその強さっていうんですかね。
そのあたりは「取り立て人マリリン・マンソン」はルールがイカサマありきの公正さという、ちょっとよくわからない基準で動いてますので、どこまでパワーを発揮するかが曖昧ですね。看守の買収なんかはゲームが始まる前のイカサマだからセーフなのでしょうか。
岸辺露伴や東方仗助、ジョセフ・ジョースターなんかとはとても相性の悪いスタンドだと思います。
ミラション戦の流れはやや異色?
この「取り立て人マリリンマンソン」戦はキャッチボール勝負を続けるという建前のもと、本体をぶちのめしにかかると言う賭け事系の勝負の中ではやや異色の存在です。
途中ミラションも堂々と妨害してますし、FFも堂々とミラションにフー・ファイターズ弾をブチ込んでいるので、ルール何でもありのスポーツみたいな様相になっています。
取り立て人マリリン・マンソンの射程距離を考えると、徐倫達から見えないところに逃げ切りさえすればミラションの勝ちがほぼ確定だった事を考えれば、もう少しうまくやれたんじゃないかなとも思いますが・・・。
最終的にはミラション本人と1000球のキャッチボールをする…(ただしボールはストーンフリーの糸で繋がれていて、キャッチボールというよりはボールを使ったリンチみたいなっています)という公正な勝負(?)で、ミラションはボコボコにされ終わってしまいます。
こういった賭け事系のスタンド使いは、賭け事を受けなければほぼ無力に近いので1回失敗してしまうとの条件でボコボコにされる運命が待っています。oh my god…
まとめ
ミラションはスタンド使いとしてはあまり目立った活躍をしないのですが、もう少し上手くやってれば兄貴も徐倫もなんとかなっていたと考えると割と惜しいキャラだったと思います。
話の展開がコンパクトで、割と決着が早くつくのもいいですね。
さて、この先はみんな大好きなラング・ラングラーですね。