ハンターハンター37巻 おさらい解説

ハンターハンター考察

ハンターハンターは定期的におさらいをしながら読まないと訳がわからなくなってきます。現在連載中のマフィア抗争展開は比較的理解しやすいのですが、警護兵同士の睨み合い、念能力特性や条件などは理解していないとかなり厳しいものがあります。

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ハンターハンター37巻 おさらい解説

381 捕食

タイトルの通り「異邦人(プレデター)」がついに発動する回ですね。

プレデターはリハンの念能力でターゲットを定め、その能力を正しく予想することで天敵となる念獣を生み出す能力ですね。

強化系や放出系に対しては無力らしい。逆を言えば具現化系や操作系、変化系に対しては、その能力の強みを潰すようなプレデターが育つという事でしょう。

結果サレサレの守護霊獣は捕食されてしまいます。

ベンジャミン陣営は、守護霊獣の排除→王子の暗殺という確実な方法をとっていますね。

ウショウヒの虫射球の説明もあるのですが、かなり暗殺向きの能力です。

ガチンコバトルにはあまり向かない能力にも思えますが、気付かれなければ強いんでしょうね。

382 覚醒

一言でいうとハルケンブルグ王子の覚醒する回。

ハルケンブルグ王子は国王暗殺を目論みますが、守護霊獣がスタンドのように弾丸を防御。国王は死にません。また、ハルケンブルグ自体の拳銃自殺も阻止しています。スタープラチナが同じようなことをしてましたね。

ハルケンブルグ王子の能力は、

臣下のオーラを束ね、鎧と化し、王子をガードする。そして、防御不可能の矢を放ち、臣下の魂を攻撃相手に憑依させることができる。

この時の攻撃相手はシカク(ベンジャミン私設兵)です。

そしてサレサレは死亡。ウショウヒが右下のコマにいるので、ウショウヒの暗殺ですね。そして晩餐会が開始です。

383 脱出

カチョウとフウゲツが脱出しようとし、失敗する回。船からの脱出は「死」というペナルティになることが確定です。

センリツの本気のフルートで3分間意識を飛ばすことに成功しますが、これがまあ後々色々影響してきますね。

13:44現在

最初に数字を言うのはハンターの符丁

「数字の文節を拾え」

これがちょっと今のところ僕はわかってないんですよね。

フウゲツの守護霊獣は「秘密の扉(マジカルワーム)」往路がフウゲツ、復路がカチョウ。これはおそらくカチョウの守護霊獣でも復路の操作は可能。

カチョウの守護霊獣は「2人セゾン(キミガイナイ)」カチョウの姿になり、フウゲツを守る形になりそうですね。

384 抗争

カキンマフィアの喧嘩の流儀の説明。

簡単に言うと、モレナがどこにいるかで抗争のガチ度が変わるっていう話ですね。

モレナが下層にいる場合、全面抗争になり、チンピラの情報収集ができなくなる。そのためノブナガ達はモレナを始末してしまった方がヒソカ探しが捗ると判断したわけです。

ここでツェリードニヒもモレナが勝手な事をしているので許さないとの判断を下しています。

そしたツェリードニヒの特質系の念獣が個々で解禁。特質系念獣ということは、具現化系寄りの特質系なんでしょう。なんというか、頭の開店が早いタイプのキャラクターは具現化系になりがちですね。

ここまで複雑な王位継承戦では強化系タイプのキャラは登場させにくそうですが。

で、テータちゃんは王子に絶を教えます。

385 警告

テータちゃんの計画は、絶の修業中にツェリードニヒを暗殺すること。成功したかに見えますが、王子は消え、血の跡もありません。

そこで守護霊獣からの警告です。次に嘘をつくと人間じゃなくなるそうです。

センリツの演奏の影響がここに出ていて、招待名目でセンリツを呼ぼうとします。

ツェリードニヒは嘘を判別できますからね。

守護霊獣の能力は、人間じゃない何かに変えて王子の手駒にすることだという推察がなされます。

この能力で霊獣化して周りに増えていったら手に負えなくなりますね。

テータちゃんの運命はどうなるのでしょうか…

386 仮説

センリツの拘束は危険な王子から守るため…という独立した司法機関のシロが確定します。

ハルケンブルグ王子の能力検証、攻撃された者の魂がどうなるのか?の仮説ですね。

そこでシカクの身体をのっとっているスミドリが、シカクの身体で自殺をするわけですが、このときにオーラの鳴動(3回目が起こるわけです)

これは、乗っ取られた本人が死ぬと、オーラの鳴動が起こるのか、それとも別にハルケンブルグが能力を使ったのか、その辺が今のところ曖昧ですね。

クラピカはオーラの鳴動を警戒しながら講習を続ける。

私設兵の会話的にはツベッバ(第5王子)の監視にはリハンがついている。ということは、次のプレデターは第5王子がターゲットです。

387 再現

37巻の最難関ポイントです。ツェリードニヒの能力です。

  • 絶状態で目を閉じることで能力が発動する
  • 10秒間予知夢を見ることができる
  • 絶を継続すると予知夢の続きを観れる(リアルタイムで時は流れ、体を動かすことも可能)
  • 目を開けると10秒前にみた予知夢を追体験する
  • 追体験中はツェリードニヒだけが行動を変えることができる
  • 追体験中は絶状態である必要がある?

絶と目を閉じるタイミングがほぼ同時であれば確定で10秒間の未来を先取りできる能力。さらに追体験中はやりたい放題。絶が条件であれば追体験中の念攻撃はできないんでしょうが、対人戦であることと王子としての立場が揃っている状況であれば問題はないのかもしれません。

10秒程度ではどうしようもない継続的な攻撃や、絶状態で食らったら大変なことになる広範囲放出系攻撃(ダブルマシンガンとか、ドラゴンダイブみたいなやつ)には弱そうですが王位継承戦においてそのような攻撃はなさそうです。

現時点でのハルケンブルグの攻撃に唯一対抗できる能力なのかもしれませんね。まあ、王子が王子を直接攻撃するっていうのもあんまりなさそうですが、そんなことを言い始めるとベンジャミンの見せ場が無くなりますからね。

刹那の10秒をうまく使いながら立ち回っていくんだと思います。

388 思案

クラピカはスチールチェーンを使って講習の進みを早めていた。事実これによって下位王子の護衛のレベルが上がり、迂闊に手出しをできないバランスに近づいてきてはいる。

ビルの懸念は力を持ったものがどう変わるかはわからないというところである。いつかこの念を広めたことが裏目に出なければいいがというビル。こういう懸念は当たるんだよなあ・・・

そしてリハンのプレデター。能力の特性上自分で考察しないことには意味がなく、誰かからのヒントもよろしくないということであれこれ考えているリハン。そして複数能力に対応しきれないという重大な欠点まで発覚。生み出して48時間念を使えないという意味でもこの継承戦以外にはかなり使い勝手の悪い能力です。

他にもシカクの死を巡って各キャラクターがいろんな考察をしています。

重要なヒントは、即死級のオーラ量ながらも生きてはいるというところでしょうか。

強制力のある操作系能力に見えますが、実は魂が違ってますからね。元の体に戻れるのか?臣下の身体の魂は本人のものなのか?その辺はまだグレーなのでなんとも言えません。

389 呪詛

カミーラ陣営は各王子を呪い殺す準備ができているという話。

ハルケンブルグ能力の考察から始まります。

ハルケンブルグが急に自殺強要や下位王子の巻き添えを行うとは思えない。

自殺強要よりも、他王子の暗殺を命じるほうが効率が良い。

そもそも王子同士の殺し合いは可能なのかという疑問。

この辺りの考察を冷静に行うあたり、ベンジャミン陣営は強いですね。

そしてタイソンの護衛のジュリアーノが感情移入している描写。これは忘れた頃に回収されるでしょう。

390 衝突①

シュウ=ウの組長はチョウライ王子の父さん?念や守護霊獣について聞きにいったチョウライだが、「父さん」とは?ナスビホイコーロは?そ

そして俺たちのヒンリギさんが久々の登場。ザクロとリンチと一緒に捜査開始だ!

早々にエイ=イ組とのバトルが勃発。

ザクロは「血いさな世界(ブラッディーメアリー)」自分の血液を自在に操る能力らしい。

 リンチは「体は全部知っている(ボディアンドソウル)」質問してから殴ると体から答えが出てくる。

ヒンリギさんはヒンリギ=ビガンダフノ

「てのひらを太陽に(バイオハザード)」機械や武器を生き物に変えて操作する。ゴールドエクスペリエンスですね。