行動に一貫性のある敵には魅力がある

行動に一貫性がある敵は好きだ。目的や目標がはっきりしていると言い換えてもいいかもしれない。

具体的を挙げるとヴァレンタイン大統領とプッチ神父、吉良吉影はけっこう好きなキャラクターだ。逆に透龍くんとかDIOはそうでもない。目的がふんわりしているからだ。

大統領はアメリカという国の繁栄が目的だし、吉良は静かに暮らしたい。プッチは天国を目指した。

それと比べると新ロカカカの販売とかジョースター家の抹殺っていうのはどうもしっくりこないかんじがする。

常秀は敵じゃないけど行動に一貫性はあるよね。

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敵をほりさげてみよう

ヴァレンタイン大統領

ヴァレンタインに関して掘り下げると、(想像や妄想の類にはなってしまうが)もはや一番最初の彼ははるか昔に死んだんだろうなと思う。描かれてはいないが、D4Cが発現した時、隣の世界で一番初めにやったことは自分との入れ替わりなんじゃないかと思う。D4C自体がもはやヴァレンタイン本人なんじゃないかと思えるくらい、D4Cが基本というか基準になってる気がする。ジョニィと戦うまでも幾度となく自分と入れ替わってきたんだろうな・・・と思う。じゃなきゃあ隣の世界の自分と入れ替わって戻ってくるなんて即席で思いつくような行動取れないだろうし。

自分が死ぬリスクすら厭わない行動力が、ヴァレンタイン大統領のカリスマ性に繋がっていたのかもしれない。(ブラックモアやマイク・Oの忠誠心は他のスタンド使いより数段上に見える。)

吉良吉影

吉良吉影も、静かに暮らすという目的が一貫しているからこそ川尻浩作になった後に仗助たちを始末しには行かなかった。(後から考えればせめて身元を探りやすい仗助と康一くらいはリスクを犯してでも始末するべきだったとは思うが)

いつ正体がバレるかヒヤヒヤしながら生きるくらいならリスクを取ってでも脅威は排除したいと思うのが自然な流れな気もする。個人的にはそう思う。だがそこは安定の吉良吉影。静かに暮らすことを優先したわけだな。

そういった敵なりの美学というか、こだわりがあるからこそ独特で面白い世界観が広がっていくんだろうなと思う。

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9部のラスボスはどうなる?

現時点ではまだラスボスらしいキャラクターは出てきていない9部。

独特の目的やこだわりがある敵ながらも魅力あるキャラクターがボスだと面白いんだよな・・・

どんな敵が出てくるか期待しましょう。

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