六壁坂に登場する釜房群平について考察しよう

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年末に放送予定の実写版ドラマ、「岸辺露伴は動かない」の放送に向けて最近は岸辺露伴シリーズの考察をしております。何といっても荒木先生が描いたキャラクターというのは、表情や行動、バックグラウンドまでしっかり練られている場合が多いからです。このキャラクターはなぜこんな行動をするのか、行動の裏にある心情は何なのか、そういったことを掘り下げていくことによって作品はもっと深みを増しますし、同じ作品を読んでも新たな視点で捉えていくことができます。

というわけで今回は、「六壁坂」に登場する釜房群平くんについて考察したいと思います。

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岸辺露伴は動かない 六壁坂について

簡単なあらすじ

いい所のお嬢様である菜穂子はこっそり庭師である釜房群平と付き合っていた。しかし決められたフィアンセがいるので群平とはもう付き合えないと別れを切り出す。そんな別れ話の時にちょっとしたもみ

合いになり、群平はゴルフクラブに頭をぶつけるのだが・・・ちょっと押したら群平が死んだ!そしてなぜか血が止まらない!!どうするー!?

釜房群平の人物像について掘り下げる(ネタバレあり)

行動や言動からわかる群平の人物像

本編では重要な役回りながらも文字通りサクッと死んでしまうのであまりセリフが多くありませんが、行動や表情、セリフなどから十分に彼の人となりがわかります。この辺が荒木先生のすごいところだなあと思うんですよね。というわけで釜房群平の行動についてまとめてみました。

ゲーム好き

作中で彼はプレステっぽいゲームをしています。日中に彼女に会いに来て、ゲームってのもどうかな・・と思いますが、これは楠宝子との付き合いがそれなりに長いことを暗に示した表現だと思います。そして若干楠宝子の扱いが雑だということもわかりますね。

ダセェウエストベルト位置のマヌケ面

楠宝子の婚約者である修一さんはきちっとした服装なだけ(それでも白スーツはどうかとも思うが)なのですが、それをこのような乱暴で見下したようなセリフで表現するあたり、群平はわりとイキった今時の若者風に描かれています。親が決めたフィアンセという特殊な間柄に対比させるようにそのへんにいそうな若者感を出しています。

楠宝子のフィアンセという時点でいい家柄のお金持ちであることは容易に想像できますので、お金も社会的地位もあるわけです。そんな人を貶そうと思ったらファッションセンスくらいしかないんでしょうね。

やだっ

二人でいるところを見られてはいけないのに、「それを見せつけてやろう」などという冗談にしてはたちの悪い悪ノリをする群平くん。真面目に別れを切り出した楠宝子を茶化すかのような行動ですね。普段からやんちゃするタイプの人なのでしょう。

僕が良く見かけるエレベーターで彼女とベタベタする若者みたいな感じですね。非常に好感がもてません。

そもそも仕事先の女に手を出しているという事実

そもそもですが、彼は働いている家の女に手を出しているわけです。庭を手入れする傍ら、一人娘の庭の手入れもしているわけです。何ということでしょう。

何!!(バシッ)

君が先に殴ったんだからね

とか言ってますが、反射的にやり返してるし、そもそも悪いのはこいつだし、女に殴られたからってやり返すってのはどうなの。まあ、そのあとで本当に好きなんだとか言ってもね。この辺で読者の印象も最悪になるわけですね。

このまま誰にも内緒のままで

正直に交際を許してもらおうというわけでもなく、身を引くわけでもない、自分に損やリスクはないという絶妙にクズ度の高いセリフ。楠宝子の事情を全然考えてないあたりが何とも言えません。

群平の人物像まとめ

わりとイキッた若者で、不真面目で不誠実、さらには女性に手をあげるっていう・・人物像としてはあまりいい人物には描かれていませんね。

楠宝子はいいとこのお嬢様ですから、庭師で今時のノリを持つ庶民的な群平と出会ったときは新鮮だったのではないかと思います。

いい家柄に生まれたが故の不自由を受け入れている楠宝子に対し、軽いノリで一緒にいたいという群平の対比も面白いですね。

そして、誰にも内緒のままでいいという、割と自分勝手な意見。まあ、君はそれでいいだろうけどね。ただ、結果論としては誰にも内緒のまま一緒にいることは叶ったわけですから、これはこれでいいのか…

釜房群平と大郷楠宝子の名前の由来は宮城県の地名

郡平の元ネタはおそらく宮城県南西部に位置する川崎町という所にある「釜房湖」が元ネタだと思われます。近くにはエコキャンプみちのくという自然公園があり、荒吐ロックフェスティバルなどが開催されるところでもあります。

また、大郷楠宝子の元ネタはおそらく宮城県北東部に位置する「大郷町」。仙台市までは車で2時間くらいという設定を見ても、六壁坂の場所のモデルも大郷町で間違いないのではないかと思います。

群平の正体

これは解釈によって違うと思うのですが、群平の正体は「妖怪 六壁坂」であり、露伴の言う「世話をさせて子孫を残す」ということを目的とした妖怪なんですよね。(妖怪が群平に取り憑いてるというよりは、群平そのものが妖怪という解釈です)

そう考えると、目的は達成したということになるのでしょうね。

まとめ

この話のおぞましさは「死体の世話をする楠宝子」「死体になった群平の子供を産んだ楠宝子」という点に尽きると思います。二回三回と読み込むと、この話は岸辺露伴シリーズの中でもかなりおぞましい話ではあります。とはいえ、結果的には楠宝子も群平も幸せを手に入れたということになるのが面白いですね。

こうして六壁坂を読み返していくとだんだん楠宝子を内田理央さんが演じるかもしれないなという気持ちになってきました。岸辺露伴は動かない 実写ドラマのエピソードはなんなのかをキャストから予想しようの記事を書いたときは違う予想だったのですが、考えれば考えるほど変わりますね。

今から年末が楽しみです。

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岸辺露伴シリーズの感想と考察

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