建売住宅の間取りや、よくある間取りを検索すると、脱衣所と洗面所が同じになっている所は多い。
確かにメリットはある。脱衣所と洗面所を一つにすることにより面積を確保する。その面積と、リビングを少し削ればリビングに隣接する4畳くらいの一部屋が出来上がるわけだ。しかしその4畳の部屋は本当に必要だろうか?住んだことが無いから分からないが、あまり使わないのでは無いか。どうだろう。
その一部屋を削ってでも洗面所と脱衣所を分けるメリットはある。今日はそんな話をしようと思う。
脱衣所と洗面所について考える
脱衣所と洗面所が一緒になってるデメリットを考える
脱衣所と洗面所が一緒になってる事によるデメリットを考えてみよう。まず、誰かが風呂に入ってると洗面所で歯磨きができない。そして、見たくない裸との遭遇率が上がってしまうという点だ。
これは夫婦二人とか、子供が小さいうちはあまり気にならないかもしれない。だが、子供が思春期に突入したら大変だ。
普通の男の子なら、思春期にお母さんの裸なんて見たくないだろう。
普通の女の子も思春期にお父さんのチ○ポなんて見たくないはずだ。
お父さんのチ◯コを見るリスクを背負ってでも脱衣所に突撃して歯を磨くとは思えない。お父さんも年頃の娘にチ◯コを見せるのは忍びないだろう。誰かが歯を磨いているからお風呂から上がれないなんてこともあるだろう 。たまにならいいが、頻繁だと面倒だ。
そんな悩みも脱衣所と洗面所を分けることで一気に解決する。
脱衣所と洗面所を分けるメリットを考える
脱衣所を独立させるメリットを考えてみよう。もちろん先ほどのデメリットで述べた点が解消できる。お父さんのチ◯ポを見なくてもいいという点だ。
そして頼もしいメリットがもう一つある。それは脱衣所をそのままランドリースペースとして活用できるということだ。
脱衣所で服を脱いで洗濯機に放り込む。洗濯機で洗濯をし、そのまま干す。なんと移動距離が0になる。
そのまま干すと湿気の関係で乾きづらいので、頼もしい家電を活用する。それは除湿機!!8畳用くらいの除湿機を4畳もないようなスペースでつかうとどうなるか?答えは洗濯物をオーバーキルできる。ぶっちゃけめちゃくちゃ乾く。しかも脱衣所のカビの繁殖も抑制できる。お風呂の湿気が気になる時は、お風呂のドアを開けたら開けて、お湯を抜いて、それで除湿をかけると良い。お風呂と脱衣所合わせても6畳もないはずなので、充分に除湿ができる。
ジーンズ3本とかは流石に辛いかもしれないが、いつもの靴下やパンツ、エアリズムみたいなTシャツやタオルくらいなら簡単に乾く。
脱衣所にアイアンバーを設置する
底で脱衣所には物を干すためのアイアンバーを設置するのがオススメだ。洗濯物の荷重に耐えるための壁補強が必要だが数千円で済む。これで洗濯が楽になると思えば大した出費ではない。アイアンバー自体はそんなに高くない。
ホスクリーンという便利なものもあるが、キチンとデザインされたアイアンバーを設置してしまうのもアリだと思う。うちは設置した。
↑こういうやつだ。画像クリックでアマゾンにジャンプするので参考までに。
除湿機は電気代も安いので浴室乾燥機を使うよりもコストがかからない。もちろんガス乾燥機ほどのスピードで乾くわけではないが、寝る前に干してしまえば寝てるうちに乾く。干すのすら面倒な場合はガス乾燥機の方が有利だが、長い目でコストを考えるなら除湿機の方が有利だと思う。
【注文住宅ブログ】この、水分を奪う能力…あいつに似てる…まさか、「除湿機!?」
もちろんその場で洗濯物をハンガーや物干しハサミはなんかに引っ掛けて、その後で外に干したりするのも有りだと思う。
外干しや日中干しは朝イチで洗濯しなければいけないという制限がかかってしまう。仕事に行く前に急いで洗濯するのも、休みの日に朝から洗濯するのも面倒だ。平日の夜に洗濯を終わらせておけば休みの朝をゆっくりと過ごせる。
ちなみに脱衣所をそのまま下着類の保管スペースにしてしまえばお風呂上りにパンツをすぐはける。しかも洗濯物が乾いたらそのまましまうことができる。余計な移動がないというのは非常に楽チンである。
まとめ
脱衣所と洗面所を分けることはいろいろといいことがあるため、注文住宅で間取りを考えてる人は是非分けることも検討していただきたい。