【レビュー】YAMAHA BB434を購入したので、11の視点から考察します。

YAMAHAのBB434を買ったので、使ってみた感想を書いていきます。

このBB434はレビューやブログがとにかく少ないんですよ。そのため、YouTubeなどの動画を中心に情報を集めるしかありませんでした。

YAMAHAさんのデモ動画や、使ってみたレビュー動画を参考にしつつ、欲しいなあと思っていました。中古ショップをふらふらしていると、たまたま美品がありまして・・・実際に試奏をして購入に至りました。中古とは思えないほど綺麗です。なんだか得した気分ですよ。

そもそも何故YAMAHAで、何故BBなのか?と言われると、実は自分でもよく分かりません。コストパフォーマンスに優れたモデルは他にもあるし、PJタイプも他にもある。

YAMAHAの「間違いのない感じ」に惹かれたのか、真面目な印象に惹かれたのか…

ですが、真面目な優等生感のあるYAMAHAの楽器を弾きこんでいって、自分好みのパーツを載せ替えた時にどのような変化が起こるのか?実はそこが楽しみだったんじゃないかと思います。

というわけでいろんな要素を細かく分解して考察をしていきたいと思います。


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1 画面越しに見ていた時の印象は?

動画なんかで検証されているものを見た印象としては、YAMAHAのベースにある独特なブライト感のあるベースだなと思っていました。TRBXシリーズも並行して検討しておりましたが、どちらも「YAMAHA」っていう感じの音がします。

もちろんベース界の大御所と言えばフェンダーですが、フェンダーのベースとは違う方向性の音作りをしているなという印象でした。

ただ、TRBXシリーズがアクティブピックアップを搭載したサウンドなのに対してBBはもう少しパッシブよりな(実際パッシブなんですが)キャラクターだったので、僕はBBの方が好みでした。

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2 実際に弾いてみた印象

ボディのバランスもよく、ネックも太すぎず細すぎず、初めてでも違和感なく弾くことができました。

試奏時のポイントは「BB434を選ぶときの3つのチェックポイントは何か?」の記事に書いてます。

音に関しても「あ、動画で出てた音がする!」っていう感じです。あまり個体差が出ないように作られているのかもしれません。ギラつきすぎず、太すぎず。まさにPJタイプという感じの印象。

ネックが細めなせいなのか、ガチなプレベほどの図太さはありませんが、非常に良いサウンドキャラクターでした。

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3 サウンド

フロントにスプリットコイルが、リアにシングルコイルが乗っているため、フロントはウォームで丸い印象、リアは少しエッジが効いている印象の音です。当たり前と言えば当たり前ですね。トーンの効きがけっこうハッキリ出るので、ウォームからブライトな音までの落差がかなりあります。これは時間をかけて検証したいなと思います。

【こちらの記事で詳しく検証してます】【BB434】ピックアップバランスでの音作りについて考えよう

【アンプ考察】BB434とアンペグBA108の組み合わせはどうなのか?

(追記)

BB434は斜め45度の裏通しができる「ストリングスルーボディ構造」になっております。もちろんブリッジに通すこともできます。わずかですが、ブリッジ通しでの鳴り方と裏通しでの鳴り方には差があるように感じました。

4 ボディの重さ

僕がベースを選ぶ基準としてベース本体の重さはとても重要な要素になります。なぜなら重すぎるベースは僕の身体が耐えられないからです。

・BB434のボディの重さの考察記事はこちらになります→【機材考察】BB434の重さはどれくらい?実際に測って確かめてみた。

前に約5kg程あるジャズベースを所有していましたが、練習後に右の股関節周りがどうしても突っ張るというか、負担がかかっている感じになってました。ベースは練習も含めて楽しいものなのですが、身体を壊しては元も子もありません。ですのでボディのバランスが良く、身体に負担をかけないというベースが絶対条件でした。

カタログスペックでは重さは4キロいかないくらいの重量でしたが、試奏時に持ってみた感じでも重すぎるという印象はなく、試奏後も右足に違和感はありませんでした。「超軽量」とはいかないまでも、とても弾くのにストレスのないボディだと思います。

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