【映画】「ベルフラワー」感想〜ヒューマンガス様に謝れ!!〜

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あらすじ

ゲオでいつもの通り映画を選んでいた僕だったがある種の疑問を抱いていた。「いつも通りのジャンルを選んでいていいのか?いつから安定した映画選びをする男になってしまったんだ?」そう、最近の僕は確実に面白いと思える映画しか選んでいなかったのだ。一か八か、面白いか面白くないクソ映画か、そのせめぎ合いを全然楽しんでいなかったのだ。そこで普段は行かないヒューマンドラマのコーナーで手に取ったのが、この「ベルフラワー」という映画だ。

タイトルやジャケットをみても中身なんてわからない。だから僕はいつも裏面を見るのだが、衝撃的な文章が書かれていた。

「ヒューマンガス様に憧れた少年の青春映画」

は?

ヒューマンガスってあれだよね?マッドマックス2のあの変態的なファッションに変なホッケーマスクをつけた・・・

何よりそのネーミング。ヒューマン(人間)ガスって・・・マッドマックス2のストーリーよりもインパクトがありすぎて、その記憶しかないくらいだ。こ、これはお笑いの匂いがぷんぷんするぜぇー!ってことで迷わずその映画をセルフレジに持っていくのであった。

始まってみると主人公ウッドローは衝撃的な対決を始める。

なんとコオロギの生食い早食い競争だ!アホか!しかも対戦相手は変なツインテールの金髪女だ!

結果はツインテール女ミリーの勝利!!これがきっかけで二人はデートなんかをするようになるわけだ。

ウッドローは親友のエイデンと火炎放射器を作ったり車を改造したりして遊んでいた。なぜならヒューマンガス様に憧れているからだ。世紀末が来たら荒野を爆走するつもりらしい。

そしてミリーと順調に交際が続いていくかと思われたが、なんと別の男とチョメチョメしているところを見てしまう。そのあと何やかんやで車にひかれる主人公ウッドロー。踏んだり蹴ったりであんまりだ・・・・

で、ここまでは良くある話だと思うのだが。ヒューマンガスに憧れるような青年であるウッドロー。恨みがましいというか未練がましいというか執着がとんでもない。ひかれた後は精神が不安定になり、徐々に妄想と現実が入り乱れて見てるこっちはわけがわかりません!

NARUTOでもよくあったけど、結構悲劇的な展開になったと思ったら実は写輪眼の幻術でした!みたいなあんな感じだ。最後は親友エイデンがいい感じでまとめてくれるのだが、果たしてこれは現実なのか妄想なのか・・・。

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感想

おバカな男子がマッドマックスごっこをして笑える展開になる映画だと思って借りたので、いいのか悪いのか裏切られた感じ。後味も良くないし、ドキドキワクワクもしない。というわけであんまり見なくてもいい映画だと思う。

ただ、久しぶりにマッドマックス2をもう一回観たいなとは思う。なぜかついでにワイルドスピードシリーズも見たくなった。やっぱりマッチョが問答無用で暴走する映画は最高だぜ。

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