【本】東京貧困女子。感想

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概要

ノンフィクションの本、「東京貧困女子。」を読んだ。

正直読んでて気分が良くなるような話は一つもないが、こんなことが起こっているんだ、という事実は心に残るものがあった。一人一人のエピソードはこのようなブログでまとめられるようなものではないので実際に読んでみたほうがいいと思う。ただ、読み進めていくと一定の傾向があったりするのでそこはまとめてみようと思っている。

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読んでみて気づいたこと

まず若い人に関してのパターン。親のお金の使い方に問題があったりする場合が多い。親があまり学費を出してくれない、それでも大学に行きたい、サークルもやりたい、奨学金借りる、それでも生活費足りない、っていうパターン。これで割のいい夜の仕事を始めて、身体か心に無理がくる。

なんとか卒業してもボロボロの心と身体で奨学金を返しながらの就職だ。仕事は心とか身体が万全じゃないとかなりきついから、そこでつまずく場合もある。

このパターンは以外と身近にあるパターンなんじゃないかなと思う。

次にもう少し年上の人のパターン。男ができて子供ができて、男がドロンするパターンが比較的多く取り上げられている気がする。子供のために無理をして働き、ここで身体や心に問題が起きる。そんな時にまたろくな男が寄ってこなかったりするみたいだ。一度心に問題が起き、通院や薬のせいでさらに症状がひどくなった人もいるみたいだ。とんでもないことだ。

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大切なことは

まず親になった以上は、子供が独り立ちするまではちゃんと金銭面でのサポートをすること。家や車なんかどうでもいい。学費出せ。子供は、もし親がそういうサポートをしてくれない親だと判断したら違う方法を考えることだ。生活費を稼ぎながら大学の学費を払うなんて無理ゲーすぎる。どっちか片方だけでも負担してもらわないことには日本の大学は無理だ。

社会人になってから、なる前もそうだが異性との関係はちゃんとすることだ。イケメンでなくても美女じゃなくてもまともな人と付き合うことだ。少なくとも避妊をきちんとしない奴はダメだ。あと暴力とかモラハラ男もダメだ。こういうのと関わったら速攻で遠くに逃げるしかない。

身体と心の健康が一番だ

身体と心が健康なら仕切り直せば絶対にやり直せる。でも身体や心が壊れてしまうとそれが難しくなってしまう。だから自分の心身の健康は第一に考えるべきだ。健康なんてふとしたきっかけですぐに壊れてしまう。維持する努力も必要だ。

親なら少しでもいいから読んでみたほうがいいかも

女の子の親だけじゃなく、男の子の親にも読んでほしい。もちろん大学生や高校生にも読んでほしい本ではある。表沙汰になってない現実を知っておくのも対策にはなるからだ。何も知らずに生きるのは何よりも恐ろしい。またノンフィクション読んだら感想書きます。

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