ウルトラジャンプ1月号より始まったクレイジーダイヤモンドの悪霊的失恋。今回は第2話の感想と考察になります。
前回のラストは暴走する車を仗助のクレイジーダイヤモンドが吹っ飛ばしたところで終わりました。
今回はついに東方仗助とホルホースが対面します。どうなってしまうのでしょうか?
・クレイジーダイヤモンドの悪霊的失恋 第1話感想と考察 初のジョジョスピンオフってどうなのかを徹底解説!
クレイジーダイヤモンドの悪霊的失恋 第二話の感想
ネタバレ無しの率直な感想
第2話の感想としては、東方仗助の性格やスタンド能力のおさらいのような印象を受けました。当然読者だけでなくホルホースも仗助の性格や能力を把握しなければこの先の話が進みませんので、仕方ないと言えば仕方ないのですが。長年ジョジョ読んできた身としては常識のようなことをおさらいしているような気分になりました。分かりやすく簡潔にホルホースに対して能力を解説した感じでしたね!
4部ではあまり描かれなかった仗助の一面が垣間見えたり・・・と上遠野先生の新たな解釈が付け加えてられており、とても良かったと思います。
少しずつ明らかになっていく謎、ジョジョにおいて外せない存在であるクズなモブキャラなど今月号も見応えのある内容になっております。
そして地味に涼子ちゃんかわいい。個人的には結構お気に入りです。
クレイジーダイヤモンドの悪霊的失恋 第二話 ネタバレあり感想
二話の始まりはホルホースが全力で仗助を警戒するところから始まります。車を一撃で吹き飛ばすパワー、そしてこれ見よがしに本体を晒すスタイルということで、近距離パワー型のスタンド使いだと瞬時に見抜くホルホース。
仗助が敵かどうかを全力で警戒しています。
仗助はホルホースの(ある種こだわりである)カウボーイ姿が気になるようです。まあ、独特なスタイルですからね。
そこでホルホースのツッコミ。 俺は被害者だ!という第一のツッコミと、お前は他人を気にして自分のスタイルを決めるアホなのかという第二のツッコミ。この第二のツッコミが偶然にも仗助の心を開くきっかけになります。のちのキーワードになりそうですね。他人を気にする・・が『過去のDIO』につながる気がします。ホルホースが未熟な過去を乗り越える試練でもあるんですかね。
「そのイカした髪型を見るにそうは見えない」というホルホース。次のページで仗助は「あんた今なんつったよ」と言うのですがこれは切れてるわけではないんですね。たぶん。
臨戦態勢に入るホルホースですが、先ほど車に乗っていた親父が飛んできます。事故の当事者に死なれちゃ面倒だという仗助がクレイジーダイヤモンドを発動。傷を直します。
それと同時に謎の帯を吐き出す親父。
これを見てスタンド攻撃を疑うホルホース。
仗助の能力は圧倒的なパワーを持つスタンドであると同時に、壊れたものを直す・・・破壊と再生の両極端の要素を併せ持つということを知ったホルホース。「危ない匂いがプンプンするやつだぜ」という感想を抱きます。
仗助とホルホースを怪しいと思う野次馬たちに対して
「言いたいことがあるならはっきり言えっつーのッ 俺は何ら恥じる生き方してねえんだからよぉお!!!」と反論する仗助。ホルホースに同意を求めますがホルホースはいません。
タイマンを貼るタイプじゃないというわけで逃げるホルホース。暴走車の運転手は他人を操作するタイプの遠隔操作スタンドだと分析。
怨念だとか快楽みたいな感情を一切感じなかった。無機質な殺意。経験上あの手のスタンド使いが一番タチが悪い。とホルホースは分析します。
ホルホースがものすごく頭の回転が速くてとっても主人公っぽさが出ております。
一旦距離を置いて様子を見ようとするホルホース。このあたりは相変わらずですが仗助がついてきます。
身内が出てくる前に辛かろうという仗助。身内とは恐らく警察であるおじいちゃんのことでしょう。
先ほどのホルホースの言葉がストンと入ってきたということで、なぜか仲良くなる仗助とホル・ホース。
その様子を遠くから伺う鳥がいます。ペットショップみたいな飾りが付いています。
こいつが黒幕のオウムですね。
スタンドのデザインは鳥っぽいデザインに無数のハードディスクドライブがくっついているような・・・そんな感じのデザインです。こういう生物と機械が融合したようなデザインとてもかっこいいですね。
場面は変わって花京院涼子のシーンに。トト神の漫画が浮かび上がり、何かに気づきます。この不思議な現象をナチュラルに受け入れているあたりやはり彼女もスタンド使いなのでしょうか。
そしてジョジョの世界ではお決まりの、車に乗ったモブの登場です。運転してるやつはちょっとだけ個性的な顔をしています。 おばあさんに携帯電話を投げつけると言う暴挙に出るモブ。 杜王連合や、カツアゲロードの三人組のように「車」と「携帯電話」はDQN系モブの必須アイテムですね。
噴上裕也の名前が出てきてます。噴上裕也よりもヨシエとかアケミとかが出てきたら面白いなと思うのは僕だけでしょうか。
涼子の前髪をバカにする不良モブですが、それを自分が言われていると勘違いした仗助がキレるという展開です。クレイジーダイヤモンドの射程がずいぶん長いように見えますねえ。
誰の頭がホカホカ焼きたての食パンみてえだと!?とキレ散らかす仗助。サザエさんに続き、言ってもいないことを勝手に勘違いするクセはそのままのようです。どことなくキレ方が柔らかいですが。
そして涼子が「トト神の予言の通りになった。このマンガは本物だわ!」という所で第二話が終了。これでホル・ホース、東方仗助、花京院涼子の3名が出会いました。
来月もどうなるのか楽しみですね!
まとめ
謎のオウムと戦うことになるのでしょうが、他にも敵のスタンド使いは出てくるんですかね。
ホルホースの記憶を元に攻撃が始まるんだとすれば、ポルナレフとかアブドゥルが出てくるかもしれません。もしかしたら花京院が半径20mエメラルドスプラッシュを放つ展開もあるかもしれませんね。
こればかりは読まないとわかりません。続きを待ちましょう。