今回の話は僕は好きだなぁ〜
なんていうか、常秀の「ミラグロマン」の時を思い出すような展開だよね。なんていうか、パッと見では富を引き寄せるっていうのは「すげ~、最高じゃん!」ってなるんだけど…なんていうのかなあ…
そんなに都合良くはいかないっていうか。
リスクも等価で払ってるっていうか、
得体のしれない不気味さの片鱗みたいなのが見え隠れする感じ。
こういう不穏な、徐々に不気味さが迫ってくるような感じがジョジョって感じが素晴らしい。会話も多いしね。正直ネコ相手だと会話少ないから、それは前回までのちょっとした不完全燃焼気味要素だった気もする。
当ブログでは恒例の流れですが、
ネタバレ無し感想→あらすじ→ネタバレあり感想の順番でいきます。ぜひ途中まででも読んでいってくださいね。
音声ラジオもやってます。自身のブログを自身で振り返るラジオです。


第9話の感想はコチラ
ジョジョランズ 第8話 感想考察
ジョジョランズ 8話 ネタバレ無し感想
正体不明の何かが迫っている、というのはジョジョでは定番の展開ですが、やっぱりいいよね。
謎の多いものを序盤から扱うっていうのは、ある意味初かもしれない。まあ、8部は最初から謎だらけだったとも言えるけど・・・
当然ながら、謎の溶岩に関しては読者はもちろん、ジョディオもパコも、ウサギもドラゴナもわかっていないわけだ。もしかしたら荒木先生にもわかってないかもしれない(そんなことはないと思うけど、荒木先生のことだから溶岩のプロフィールや能力、発動条件だけ定めて、あとはなるように任せてる可能性もある)。
ジョディオたちはスタンド使いなので、一般人相手のトラブルなら能力でなんとかなりそうな気もする。
でも、なんかそううまくいかなさそうなのが九部の特徴なのかもしれない。
このあたりは八部あたりから顕著な傾向だったりする。
スタンド使いだから一般人をスタンドボコって終了〜 みたいにはできないってのが主人公サイドの辛いところだよな。
吉良吉影なんかは大家から家賃パクるというロマンチックムーブをキメたり、美那子さんストーキングして美那子さんの彼氏を爆殺したりと比較的過激なこともやりたい放題だったりするが・・
流石に少年漫画の主人公サイドだからな。
9部はちょっとミラグロマン的な「都市伝説要素」みたいなのがじわじわ出てきた感じがしますね。
四人のスタンド能力がかなり不便なものだから、一筋縄ではいかない・・・っていうのが不安を煽ってくるのかな。(ここについては後ほど考察いようと思っています。四人ともスタンド能力が不便すぎる。ペイズリーパーク恵まれ過ぎ説ある)
なんかこう・・・安心しては見れないというか、
危うい四人の若者をドラマとして追っていってるような感じ。
それが今回の8話を読んで感じた感覚ですね。
それではあらすじいってみましょう
この先、ネタバレ注意!
ジョジョランズ8話 あらすじ
猫たちの追跡を乗り切ったジョディオたち。
いきなりだがウサギがドラゴナに20ドル貸してくれと頼んでいる。
あんたの家って貧乏なの?親って何やってんの?というドラゴナのド直球質問。
ウサギの母親はお金を持っていて生活には困っていない。でも父親はバスに轢かれて死んだらしい。
そんな質問の後に、ウサギはある実験を提案する。
それは「溶岩の実験」
この溶岩は一体何なんだ?
金目のものとそうでないものの区別がどこにあるのか?
ジョディオは
- 溶岩との距離感(触れるとか)
- 所有者の記憶
という考察をしていた。
20ドル札を溶岩に触れさせて捨てるウサギ。
それを投げたら人にパクられた!
20ドルは価値的に安すぎるのか?というジョディオだが、そこで登場するのがパコだ。
買ってきたスプライトにハエがたまたま飛び込んだ。それで店をビビらせて返金要求+新品ゲット。(ここで息をするように返金要求するあたりが、パコ・ラブランテスである)
お札はウサギが印をつけたものだった。
これでもう一つ試してみようというドラゴナ。
ダイヤを持って高級時計屋に入ったらどうなるかっていうことだ。
見た目と年齢的に、ジョディオ、パコは違和感だらけってことで、ドラゴナとウサギの二人がダイヤを持って高級時計店へ入っていく。
高級時計を見せてもらいながら、ダイヤに触れさせるドラゴナだったが、店に不穏な空気が流れる。
店員が鍵を閉め、ガードマンを呼んでいる。
ウサギは高級時計に触れてない、ドラゴナでもない、だが・・・
時計が一個無くなっている・・・・
ちょうどその頃
ジョディオは紙袋の中であるものを発見する
これは警告
森にはずっと誰かがいた
猫たちはやはり飼い猫だった
紙袋の中には
猫の生首が三個入っていた
うおおオオオオオオオオオオオオオオーーーーッ くそ野郎オォォーーーーーッ
そして
次回休載!!!!!
ジョジョランズ 8話 ネタバレ有り感想考察
ここから先はネタバレ有りの感想いきます。