あいつ・・・・裏切りやがったな・・・・・
コレが第六話を読んで一番の衝撃でしたね・・・・
誰がって?
まあ、本編読んだ人ならわかると思うし、見てない人は読んだほうがいいよね。
さて、前回は謎の溶岩をゲットしたジョディオ。
この溶岩によって「メカニズム」が手に入ると言うが、言ってることが抽象的でいまいちよく分からい。
ただ、この世界線の露伴先生は六壁坂のために全財産を使ってしまったりはしていないようだし、やはりあの溶岩の力で富豪になったものと思われる。
溶岩とダイヤをゲットして島から脱出するジョディオたちだが後を猫が追跡してきていた。コイツラは一体・・・?ってとこで前回は終わりました。
今回のタイトルは「ジャングルの攻防 その1」ですね。
この先、ネタバレ注意!
ジョジョランズ6話 ネタバレ感想
「託す」の意味
ジョディオは考えていた。「託す」の意味を。
岸辺露伴が言っていた言葉だが、「託す」には「未来」があり、この溶岩を使って何かをジョディオにさせるつもりなのか?と考えている。
たしかに「渡す」や「譲る」「くれてやる」とは違うニュアンスがあるよね。「託す」っていう言葉はさ。「未来を託す」とかよく言うもんな。
託すっていう言葉の使い方からすると、溶岩はネガティブなものではなく、ポジティブなものとして露伴がジョディオに引き継いだ感じになる。どういう経緯で露伴があの溶岩を手に入れたのかは結局分からずじまいだが・・・
溶岩に戻る
パコが持ってたダイヤやウサギが持ってたピンクダークの少年の原画がまた知らないうちに地面に落ちている。
これは落とし物でもなく、偶然や事故でもなく、岸辺露伴のトリックでもなく、
溶岩のところに自分で集まって行ってる
ということが四人の共通認識になった。
思ったより発覚が早い気がしますね。
まあ、この発覚がマズイんだよな。
溶岩が重要ってことは前回の話でもジョディオが喋ってたはずなんですけどね。
あの三人は人の話聴いてねえし、あんまりちゃんと理解してなさそうだからな。
ワイヤー攻撃再び
ダイヤを拾おうとしたジョディオがワイヤーに引っかかる。
そして木に宙吊りにされる形に。
助けようとしたドラゴナについに直接的なダメージが入る。
ワイヤーが腹を貫通したぞ!!
ついに貫通ダメージきましたね。戦いが激化してきました。打撃、切断ダメージと比べると貫通ダメージはジョジョの世界では重い感じはしますが・・・まあ爆発ダメージとか腹パン貫通ダメージに比べればワイヤー貫通ならそんなに大したことではないかもしれません。
ウェカピポとかはジャイロの鉄球が思いっきり突き抜けてたけど平気だったしな。アンドレブンブーンの岩貫通はだめだったけど。
そして、ドラゴナを助けようとしたパコの腕も一緒に縫われている。めっちゃ痛そう。ワイヤーは巻き付いてくるだけではないらしい。
ジョジョの世界ではこういう細いものの貫通ダメージはそんなに重傷にはならないことが多いけどな。
(ジョジョリオンのときのボーンディスウェイ戦なんか代表的で、思いっきり定助の腹をボールペンが貫通してたしな。何なら首も手すりの尖ったところが刺さってたし。)
ウサギ逃走
そしてドサクサに紛れてウサギが逃走する。
ダイヤも溶岩も原画も全て持ち逃げだ!あの野郎ォォ〜〜
すぐぶっ殺すとか地獄まで追い詰めるとか言うパコってほんといいキャラしてるよなあ。
更に迫ってくるワイヤー
更にワイヤーは迫ってきて、パコとドラゴナを襲う。
そこでジョディオがノーベンバーレインを発動する。
雨の「重さ」によるものなのか、漂っていたワイヤーは消えた。しかし幹までは4メートルあるため、ジョディオはつかめない。
そして3匹の猫がこっちを見てる描写があり、今回の話は終了だ。
ジョジョランズ第六話 考察
猫は三匹組なのか?
前回の第五話ラストで出てきたのは三匹の猫でしたが、今回の最後のシルエットも三匹でしたね。
個人的にはもっと集団で追い詰められるような気もしてたので、思ったよりは少ない印象です。
物語序盤で動物のスタンド使いが出てくるとは思いませんでしたけどね。ただ、思い返してみると動物のスタンド使いは久しぶりな感じがします。
三匹組で、全員がワイヤーのスタンドを持っているのでしょうか。
3人同じようなスタンド使いで、序盤に出てくるといえばベンジャミン、アンドレ、L.Aのブンブーン一家が比較的記憶に新しい。
ワイヤー操作もふわふわ漂わせてるだけのような気もするし、そんなに正確に追ってくるわけではなさそう。
ジョディオをつるし上げてるのはなんとなくプレデターみがある気がするんですが気のせいですかね。プレデターの狩りは一人を捕まえて、助けに来たやつを更に狩るっていう方法をとっていたような。
ドラゴナにワイヤーを貫通させた理由
露伴の家でスムース・オペレイターズを使ってワイヤーを抜けた実績があるから、その対策を猫側がしてきたのかもしれません。
もしくは僕らみたいな読者のツッコミを回避するためかも。
中途半端な拘束だと「またスタンドで抜け出せばいいじゃん」みたいなツッコミが入りますからね。
ザハッスルもハサミがなければワイヤーを切断することは出来ないんだろうなあ。流石に筋肉だけでは無理なのか・・・
ウサギは何故かノーダメージ
露伴の家でも、今回のジャングルでもウサギはなぜかワイヤー攻撃を一回も受けていません。
3匹の猫は盛大なミスリードで、実はウサギの能力だったりして・・・
THEMATTEKUDASAIは読者から見ても本当に使いにくそうな能力なので、実は他にも能力があるんじゃないか?っていう疑惑です。
彼は一人で逃げましたしね。コレは裏切りなのか、それとも何か考えがあってのことなのか・・・
その1 ということは・・・
その3ぐらいまで続くのかな、このワイヤー戦は。
ノーベンバーレインもザハッスルもスムース・オペレイターズもザマッテクダサイも本当に使い勝手が悪そうっていうか、承太郎あたりがオラァで解決しそうなことが全く解決できませんからね。
ここ20年ぐらい便利な能力に慣れすぎた弊害なんでしょうか。
ジャイロの鉄球、ジョニィのタスク、ソフトアンドウェットのシャボン玉にペイズリーパーク、便利すぎる能力と過ごしてきた20年の反動。
ものすごくじれったいというか・・・
ジョディオもドラゴナもパコもウサギもスタンド使いとの戦いに慣れていないからしょうがないのかもしれませんが、とにかくじれったいですね。
露伴のときは最後は意外とあっさり決着が付きましたが、この猫たちとの戦いはどうなるのでしょうか。ノーベンバーレインが猫にヒットするのかな。猫ってすばしっこいし、雨嫌いだから当たらなそうだけど。予想できないなあ・・・
このどう応用をきかせればいいのかが分かりづらい能力だからこそ、予想考察しがいがあるってもんですが。
夏が終わったあたりで決着が付きそうですね。