ダイの大冒険徹底考察 ヒュンケルの歴史とヒュンケルの黒歴史は?

ダイの大冒険徹底考察

ダイの大冒険におけるクール枠ヒュンケル。ですが彼にも黒歴史はあるのです。

ヒュンケルは時系列によって戦い方が変わるキャラクターの一人なのでしっかり考察していきましょう。

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初登場時

謎の剣士として登場し、敵か味方か!?みたいな雰囲気を漂わせているヒュンケル。ですが当時のジャンプにおいて「銀髪」「三白眼」は敵の場合が多いんですよ。

銀髪っていうと「ぬ〜べ〜」の妖狐、玉藻。

三白眼代表は幽遊白書初期の飛影さんですかね・・・

どことなく似たものを感じますねえ。

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初期のヒュンケル ダイたちと戦ったとき

目つきが悪いですね。設定上アバン先生を憎んでいるだけのはずなんですが、この憎悪に満ち溢れた顔。

戦い方としては剣技がメインになっています。速さやパワーともにダイ以上。剣がダメなら呪文で・・・となるんですが、彼には鎧の魔剣という武器があります。これは「アムド!(鎧化)」と叫ぶことで剣の鞘が鎧に変化。あらゆる攻撃呪文を受け付けない最強の鎧になります。

これと暗黒闘気を用いて体の自由を奪う「闘魔傀儡掌」を使ってダイを倒そうとしますが。クロコダインが体を張ってガード。(蔵馬もこんなことしてたな)ダイを逃します。

当時のヒュンケルの必殺技はブラッディスクライド。

イメージとしては回転する牙突って感じですね。構えとかも似てます。

最強の鎧を気に入ってるところもあり、鎧が十分に機能してる場合はいいのですが、雷魔法に弱い、魔法剣に弱いなどの欠陥部分が明らかになり、鎧の強度も実はいまいちな為、最後には鎧ごと破壊されます。ヒュンケルは鎧が破壊され始めると脆いんですよ。鎧の破壊とともにメンタルも崩れ始める。これが壮大な伏線でもあるのですが。

最後はマグマに沈んでいくという、ターミネーターのような最後を遂げる・・・かと思いきやクロコダインによって救出され、寝返ります。

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中盤のヒュンケル

割と力まかせな戦士系の戦い方をしてハドラーの不意打ちをくらい、鎧ごと貫かれてしまいます。やっぱりこの鎧強度弱いんだよな・・・

ハドラーはこんな気持ちだったにちがいない。

しかもこの後鎧の内部に炎を流されるという痛そうな攻撃をくらいます。

満身創痍になってから、残された最後の闘気を放出するという戦法を中盤は多用します。

グランドクルスは最終手段の捨て身技。外せば無防備状態で攻撃を食らうあやういギャンブルなのですが、こういう戦い方をするようになっていくんですよね。これが女を惹きつける戦い方なんですかねえ・・・

無意識ながらもハドラーには勝ちますが、続くラーハルト戦ではその圧倒的スピードの前になす術もありません。パワー型のキャラクターがスピードにおいて圧倒されるのは割とジャンプではありがちなパターンですね。(トランクスとかね)そのラーハルトにも一か八かの捨て身カウンターで勝利します。

同じ捨て身技でも、ポップのそれは割と計画性があったり、勝算があったりするんですが、ヒュンケルは本当にギャンブルっぽいんですよね。

このラーハルトとの一戦以来、割とスピード系のキャラクターになっていきます。

後半 ついに鎧を脱ぐ

バランとの戦いで「なまじ鎧があるからそこに油断が生まれる」というこれまた危なっかしい発想に至ります。背水の陣なんてレベルじゃありません。1発貰えば終わりのギリギリカウンター戦法で後半は戦い始めます。

バランのギガブレイクをノーガードで受けた漢ヒュンケル。さすがにそれは無理・・・

そんなギリギリじゃないと僕ダメなんだよなヒュンケルの戦い方を危なっかしくて見てられなくなった女性がついにヒュンケルに告白してしまいます。その名はエイミ!!

ヒュンケルはエイミさんの祖国パプニカを滅ぼした過去があるんですけどね。ちなみに危なっかしくて見ていられないという理由でプロポーズをオーケーした国民的キャラクターもいましたね。

まとめ

それはともかく、前半の鎧破壊に由来する戦況の崩れが伏線であるかのように後半は鎧をつけないところが面白い。カウンター戦法に関しても、いきなり始めたというよりは、それらしい気配はありつつも後半で表面化した感じの自然な流れが素晴らしいです。ダイの大冒険の素晴らしいところはそれぞれのキャラクターが物語の全編を通して成長していくところなんですよね。(だからこそ頭打ちになってしまったキャラクターが退場する運命にあるのですが)

ダイは戦いの中で技を閃くドラゴンクエストでありながらロマンシングサガな戦いの天才。常に新ネタを持ってきつつも、それまでの要素を組み合わせてくるところが素晴らしい。個人的にはハドラーとの戦いでとっさに繰り出したギガブレイクと、最終戦で使った竜魔人化が最高です。(ダイは前半こそアバン先生から習った技が多いんですが、後半はむしろバランとの絆の方が色濃く表現されています。竜魔人化からの真魔剛竜剣の流れも最高)ただ最後のバーンへの一撃が、剣を逆手に持っているところがアバンストラッシュっぽくて僕は好きです。

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ポップは地道な努力で能力を昇華させていった結果、天才と呼べるレベルまで実力が高まった人物ですね。(マトリフが1年以上かかったメドローアをぶっつけ本番1発習得、後半はカイザーフェニックスを難なく相殺できるレベルの天才)

マァムは自分の欠点を誰よりも早く見つめ直して思い切って方向転換した勇気ある女性ですね。

他のキャラクターも自分の持ち味を全編通して高めていったからこそ、最終戦まで退場者が出なかったと思うんです。

なので、アニメでは多少長くなったとしてもちゃんとバーン様を倒して欲しいんですよね・・・

ヒュンケルの活躍に期待しましょう!!

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