現在連載中の「クレイジーダイヤモンドの悪霊的失恋」ですが、作中でホル・ホースやボインゴ、マライアなどは過去のDIOの影に怯えております。それもトラウマと言っても差し支えないレベルで。
ですが僕は思ったんですよ。
「果たしてDIOはそれほどの暴君だったのか?」
当時の連載は週刊少年ジャンプでしたので、表現に限りはあったかもしれません。ですが、DIOは部下の扱いに関しては比較的マシだったように思います。
基本お金で報酬を与えてた感じがしますし、心から身を捧げていた部下も多そうな印象を受けます。
承太郎達の始末も前金を与えての残りは成功報酬として与えてそうな雰囲気(スティーリー・ダンなど)がありましたしね。
ホル・ホースに関しては契約どおりに行動しないんだから圧力をかけてはいますが、肉の芽を埋めたりもしていませんし、10年経ってもビビってるっていうほどDIOはひどい男だったのでしょうか・・
他のボスと比較してみましょう。
DIOの暴君度を他のボスと比較しよう
ディオ・ブランドーと比較!
一部のディオはそもそも吸血鬼達が部下なので、もうこれは仕方ありません。
カーズと比較!
カーズが目指してるのはアルティメットシイングであり、目的のためには手段を選びません。ですがワムウやエシディシとの会話や関係性を見る限りでは、力や圧力で従わせていたようには見えません。
良き先輩後輩の関係性ができていたと思います。だからこそアルティメットシイングになれたのではないでしょうか。
吉良吉影と比較!
吉良には仲間がそもそもいません。
そして正体を知られたからには爆殺するというある意味極端なタイプ。
彼の仲間になろうと思ったら、「都合悪くなったら確実に始末される」という事は覚悟しておかなければいけませんね
ディアボロと比較
個人的には失敗や裏切りに対して一番ヤバそうなのはディアボロです。輪切りのソルベのエピソードはいかにもギャングらしい処刑方法。
ペリーコロさんはいい生活を送ってたみたいなので、信賞必罰を徹底してたように思います。まあ、もう少し暗殺チームの待遇を上げておけばああはならなかったのかもしれませんが…
エンリコ・プッチと比較!
プッチ神父は自身のカリスマ性で部下を率いているわけではありませんでした。
ホワイトスネイクのDISCによって命令を与えています。失敗したからどうこうする…といったことはありません。
ただし、失敗しようが成功しようが、生きてても死んでても再起不能でもどうでもいいや…みたいな雰囲気を感じるので、そこは部下的にどうなんでしょうね。
ファニー・ヴァレンタインと比較!
国の代表であり、国家権力と大義名分を掲げた大統領。部下も相当数おります。
成功報酬(永住権とか?)も素晴らしいのですが、まあ、失敗したら失敗したで重大な秘密を握ってるわけですからあとから抹殺されそうな感じはしますね。
透龍と比較!
彼はあまり人を支配するタイプではなさそうです。ただ、彼は相当強いので一緒に行動すると美味しい思いをできるのも事実。ワンダーオブユーは自分から追えないので、自ら攻撃するのは苦手かも。そうすると抜けるも付くのも自由な感じはしますね。
まとめ
総合するとディアボロが一番暴君っぽい感じがしますね。ただ。DIOはパット見能力が理解できないというか、理解する前にやられてしまうので、時止めを絡めて力をチラつかせることで、「プレッシャー」を部下に与えることはできそうです。
スタンド使いならではの相手からのプレッシャーに、ホル・ホースやマライアたちは恐怖を植え付けられてしまったのかもしれません。
直接目の当たりにするより、チラ見せのほうが恐ろしいのかもしれませんね。
結論としてはDIOの恐ろしさは、チラ見せ恐怖ということになります。
私といると安心が手に入るとか言ってたんですけどね。おかしいなあ。
コメント