ポモドーロテクニックを使って集中しよう【ベース練習法考察】

ベース練習

ベースに限ったことではなく、量はとっても大事です。

技術系のものは質や効率ももちろん大事なのですが、絶対量っていうのはそれ以上に大事です。

今は効率のいいやり方とかをネットで検索する人も多いんですが、基本というものは反復練習によってしか身につきません。

上達しない、練習の成果がなかなか出ないというのは、とりあえず練習量不足を疑った方がいいと思います。ですが、だらだら練習や勉強をしても質が悪いばかりか量も満足にこなせません。量を確保するにも適切なリズムや適度な休憩が必要です。そこで今日はポモドーロテクニックという技を紹介します。

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ポモドーロテクニックの成り立ち

1992年に フランチェスコ・シリロ氏によって開発されました。

ポモドーロとはイタリア語で「トマト」のことらしいのですが、これはシリロさんが学生時代にトマト型のキッチンタイマーを使っていたことからきているようです。

簡単に言えばこのテクニックは、大きなタスクを細かく分けてそのタスクを短い時間取り組み、間に短い休憩を挟むテクニックです。

タイマーセットと作業の開始が一つのルーティーンとして作用し、効率が高いまま作業ができるというメリットがあります。

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ポモドーロテクニックのやり方

タイマーを25分にセットし、作業開始

2ミニッツスターターでも使いましたがここでもキッチンタイマーが活躍します。

スマホアプリでもいいのですが、個人的にはシンプルなキッチンタイマーの方が使い勝手がいいです。基本スマホは集中力を削いでくる要素がたくさんあるので、集中して物事に取り組みたい場合はできるだけ遠ざけておいた方が良いですね。

キッチンタイマーはでかくて操作しやすいのがオススメです。僕は美容師なので日常的にタイマーを使いますが、小さいのは使いづらいと思います。

25分経ったら5分休憩

作業と関係のないことをして頭の緊張をとくのが良いみたいです。この時にSNSの閲覧は避けた方が良いみたいです。

4回繰り返したら30分休憩

これで2時間分の作業ができました。

ぶっ続けの2時間は結構長いのですが、このテクニックを使うと集中して2時間取り組むことができます。

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ベース練習の具体例

2時間の練習をするとします。すると集中して四項目を行うことになります。

自分の練習課題をあらかじめ決めておくといいですね。

  • リズムトレーニング
  • スケール練習
  • クロマチック
  • オクターブ
  • 2フィンガー
  • オルタネイトピッキング
  • スラップ
  • ゴーストノート
  • ハンマリング
  • プリング
  • タッピング
  • オクターブ奏法
  • コピー
  • 耳コピ
  • ウォーキングベース

などなどたくさん課題はありますね。

僕の場合は

1 2フィンガー、クロマチック

2 ピックによるダウンピッキング、オルタネイトピッキングの練習

3 曲のコピー

4 曲の耳コピトレーニング

と、後半に向かうにつれてコピーの割合を増やしていきます。気分によってはコピーから入ることもありますが、最初は指が動かないので基礎練を最初に持ってくることが多いですね。

課題がうまく見つけられない場合は、フレーズ集を使ってやるといいと思います。

25分の集中を習慣化する

人の集中力には限りがありますので、自分の集中力を把握して、それを生かしながら物事に取り組んだ方が勉強も運動も趣味も上達が早く、効率が良くなると思います。

このテクニックはできれば中学や高校の時に知っておきたかった・・・

勉強も部活も結局は「練習」の積み重ねなんですよ。その練習量をどうやってあげていくのか、集中するという習慣をどうやって身につけるのか、これは習慣化が早ければ早いほど有利になります。

時間の確保や習慣の継続はすべての学びに通じる要素です。

それもこれも独学大全の受け売りなんですけどね。

分厚い本ですが、他にもいろんなテクニックが載ってて面白いですよ。

まとめ

このテクニックは集中力アップと練習量のアップが期待できます。

こまめな休憩を取るので長時間集中に比べると中断しにくいです。

そして25分+5分なら朝起きた後、夜寝る前などちょっとした時間を使って練習や勉強に当てることができます。この1ポモドーロを4セット行えば2時間ですからね。こうやってコツコツと練習量を積み重ねていけば、必ず技術は上達します。

練習頑張っていきましょう!!

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