先日ヒト幹細胞培養液について講義を受けました。
そもそも幹細胞というのは何かと言うと、再生医療の世界で注目されている細胞です。
その細胞を培養する際に、幹細胞から自然に染み出してくる液が、「幹細胞培養液」ですね。
この液には損傷した細胞の再生を促す効果があるそうです。
化粧品に
人はなんとかして老化に抗おうとします。老化の原因の一つに身体の幹細胞の減少と、幹細胞自体の活力の低下が挙げられるので、このヒト幹細胞培養液入りの化粧品はアンチエイジング効果が高いということで非常に注目されていますね。化粧水にクリーム、パックなどいろんな化粧品に配合されていくでしょう。
成長因子グロースファクター
グロスファクターとも言われますが、再生を促進する物質ですね。これがヒト幹細胞培養液には豊富に含まれています。
この再生因子はドクターズコスメ系の化粧品に含まれていることが多いですね。
火傷の治療などで肌の再生を促進する際に使う再生因子を美容等に配合して弾力を取り戻す効果を付加しているものが多いですね。EGF、FGFなんかが有名ですね。
配合比率は
こういった成分配合の商品は色々発売されますが、注目しなければいけないのは「配合濃度」だと思います。
僕が説明を受けた商品は少ないもので2%、多いものでも7%くらいの配合比率でした。ここを明記していない商品は、「入ってはいるけど効果がでるほど入っていない」可能性があるので注意した方がいいと思います。
これから出そうな商品
化粧水やクリーム、高濃度の美容液などが現在はあります。もちろん髪の毛の再生にも期待が持てますので育毛剤の開発も進んでいるみたいです。
まとめ
ついに細胞レベルでの再生が鍵になってきましたね。もはや表面上の保湿なんかは流行らないと思います。細胞分裂スピードや細胞の活力に関しては20歳からどんどん低下していきますので、早く始めれば早く始めるほど有利だそうです。
これからも注目のヒト幹細胞培養液ですが、また新しい情報が入ったら発信していきます。
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