初心者のエレキベースの選び方で重要なポイントは「取り回し」

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ベース機材

僕はエレキベースに関しては熟練のプロではありません。が、今だから、初めて間もないからこそ思う最初のベース選びのポイントを書いていきたいと思います。

はじめに

よくある一般論

ある程度経験がある人なら「音がいいものを選べ!」「音作りの幅が広いものがいいよ!」「長く使えるものがおすすめ!」というでしょう。

ですが初心者の人にとって重要なことは何なのかを真剣に考えてみると・・・

実はこの条件ではないんですよね。

そして僕がたどり着いた結論は、「取り回しの良さ」でした。

なんでもそうなんですが、初心者にとって取り回しの良さって大事なんですよ。

取り回しをゲームで例えると

例えばモンハンを始めた初心者の人がいるときに、なんの武器を勧めるか?と通じるものがあります。

たいていの人は「太刀」を勧める気がするんですが、これは取り回しがよく、立ち回りを覚えるのに都合がいいからなんですよ。いきなり大剣を使っても、モーションに癖があるので初心者はすぐにやられてしまいます。やられるからつまらない!やーめた!ってなったらもったいないですよね。楽器もそれと同じです。

これだけでは何の説得力もないので、理由を具体的に説明していきます。ポイントは三つあります。

具体的ポイント1 重さ

身体への負担と重さ

最初のポイントは重さです。

ギターに比べるとベースは本体が大きく、重いです。

楽器の練習は基本的にある程度の練習時間を確保しなければいけません。そして上手くなろうと思って長時間の練習になればなるほど、重い楽器は体に負担がかかり、疲れるんですよね。むきむきの身体を持っている人ならともかく、普通の人は重いより軽いほうがいいと思います。

立って演奏をするにせよ、座って練習をするにせよ、重さが演奏の邪魔になってしまうことがあることは頭に入れておいたほうがいいと思います。疲れは練習の大敵。

重さの具体的な目安は?

一般的な四弦ベースなら4キロ以下なら軽い方かなと思います。5キロあると重いですね。

僕はよく分からないうちから二本ベースを買ったんですよ。一つはフリスコのプレシジョンベース、もう一つはスクワイヤーのジャズベースです。

この二つは結構対照的で面白いんですよ。

フリスコのプレベはめちゃめちゃ軽いんですよ。測ってみたらなんと3.7キロ。

対してジャズベは5キロジャストありました。

練習するときの右足にかかる負担がかなり違います。ジャズベの方はずっしりくるので長時間の練習の後だと右足が正座したときみたいに痺れてたりします。フリスコの方はそんなことはないんですけどね。

ボディ材質は

いろいろ調べてみると、ボディ材質は「アルダー」「バスウッド」っていう木材を使っていると割と軽い傾向にあるそうです。

重いボディ材としては「アッシュ」や「メイプル」が代表的なもののようですね。

それぞれ木材の質によって得意な音域が違うらしいのです。なので音の違いがわかるようになったら木材にこだわってもいいんでしょうね。ですが、正直初心者にとってはそこまで違いがわからない人も多いと思います。そんな人は素直に軽いものを選んだほうがいいと思います。

重くて疲れる、というだけでも練習する気力を使いますし、持ち運ぶのも一苦労。最初の一本は軽いものがいいと思います。

具体的ポイント2 ネックの太さ

ネックの太さ

演奏性に関して言えば、ネックの太さもかなり重要です。

いきなり言ってしまうと個人的にはジャズベの細身のネックのほうが弾きやすくておすすめです。

プレベはネックが太い分、弦の間が広く、弦移動の際に少し違和感が生じるかなという感じです。

慣れてしまえばそんな気にするポイントでもないのかもしれませんが、弾き比べるとわかります。

僕は最初がプレベだったので、最初は「ベースってこんなもんなのかな」と思って弾いていましたが、後からジャズベを弾いてみたときに、「おお。なんか細くて弾きやすい!」と思った記憶があります。

ネックというのは手で握る部分ですので、野球のバットやテニスのラケットのグリップ部分、車で言ったらハンドル部分に相当します。あれって1ミリ変わっただけでも結構感覚が違うんですよ。それぐらい大事なポイントなので、ネックに関しては実際に持って握ってみたほうがいいと思います。

奏法的に言えば、ネックごと握り込むわけではないんです。親指はネック裏に添える感じになるので。なのでネックの太さというよりは厚さ、指板は広さを注意してチェックしてみるといいと思います。

具体的数値

ネックの太さはナット幅で表現されることが多く、

ジャズベは37ミリ

プレべは40ミリ

が一般サイズです。

弾きやすさを売りにしているモデルは37ミリで作られている印象です。

YAMAHAのBBやTRBXシリーズも37ミリでしたから、この辺も弾きやすいはずですね。

具体的ポイント3 形

好みが分かれるけれど重要なポイント

最後のポイントは「形」になります。

形イコール見た目みたいなところがあるので、一番好みが分かれやすいポイントかもしれません。

これはおすすめの形はこれ!というよりはおすすめできない形を上げていこうかなと思います。

それはズバリ「変形モデル」

変わった形のベースはもちろんあって、個性的でカッコ良かったりするんですが初心者の人にはおすすめできません。ヘッド落ち、とよばれるヘッド側が下がってくる現象が起こったり、座って弾くときに弾きにくい、肘をどこに置けばいいかわからないなど姿勢が崩れる原因になってしまいやすいです。

僕の体験談

僕は高校生のときにギターをやっていて、そのときにモッキンバードという変形モデルを使っていましたが、とにかく弾きにくかった。めちゃめちゃ上手い人がライブ用に使うならいいのかもしれませんが、そこそこの人が自宅で弾くならスタンダードなモデルが一番だと思いましたね。

若い頃はわからなかったストラトキャスターの素晴らしさっていうのがおっさんになってわかってくる感じです。

やはり定番といわれるモデルには、定番といわれるだけの理由があるんです。

プレべ、ジャズベは間違いない

そういう意味で、やはりジャズベとプレべの形は素晴らしいと思います。どちらも非常に体にフィットして弾きやすい。

インターネット画像なんかを見ると、プレベって大きいイメージがあったんですが、実際に持ってみるとジャズベのほうがやや大きいです。以外とプレベ所有の女の子が多いのもそういう理由があるんですかね?

ジャズベの形は好きだけど、大きいのやだなあっていう人のために、「ディンキーシェイプ」といって少し縮尺を縮めたみたいなモデルも発売されてます。バッカスさんとかが出してるイメージですね。

まとめ

楽器ですので、もちろん音にこだわるべきなのはわかるんです。

ただ、取り回しのしにくい楽器ってどうなのっていう話です。

なんでもそうなんですが、初心者の頃ってつまらないんですよ。

運指はうまくできない、音もきれいにならない。全然曲になってない。リズム合わない・・・

野球で言えば、ひたすらキャッチボールをしてボールとグローブに慣れてる状態です。

そんなときにグローブが重くて疲れたら辛いでしょう。

野球の試合をしたくて野球を始めたはずなんです。でも、キャッチボールができないと試合にならない。だから基礎練をする。これはテニスでもサッカーでも同じですね。

楽器も同じなんです。そこそこフレーズが弾けたり、思い通りに指が動くようになるまで(個人差はありますが)時間がかかります。その間のストレスをいかにして軽減するか。そこそこできるようになると、一本目の楽器に対する不満点がポロポロ出てくるんですよ。その不満を解消するような二本目を買えばいいと思います。

僕が今一本目を買うとしたら?

今僕がタイムマシンで過去に戻って一本目のベースを買うとしたら、自分にどうアドバイスをするのかと考えてみました。そして具体的には結局どれがいいのかと。

予算多めなら

フェンダーのハマオカモトのシグネイチャーモデルですかね。ほぼ買い換えないという前提になりますが。

最大の特徴はプレべでありながらもネックがジャズベの細さである37ミリ採用

そしてあのフェンダーですからね。値段も単品なら10万円を切ってくるので予算がそこそこあるなら僕はこれ買いますね。

プレベは形も音も好きなんですが、ネックだけ太いので、そこを見事に解消したありそうでないモデルがこのハマオカモトのシグネイチャーモデルなんですよ。ていうか37ミリネックのプレベ普通に出して欲しいなあ・・・

予算普通なら

バッカスのWL434シリーズですね。

これはディンキーシェイプ採用なので重さも抑えられ、操作性もコストパフォーマンスも抜群です。

同価格帯なら前述のヤマハBBもいいですね。

予算少なめなら

前述のバッカスや、スクワイヤーの中古をハードオフを巡りながら探します。これだと2〜3万ぐらいで手に入ります。同じくらいの予算なら激安の新品より中古のほうがいいものが手に入ったりしますので、予算五万以下なら中古をおすすめします。状態的にはフレットが磨り減っていたり、ネックが反り気味のものもありますが、調整の練習も兼ねて、中古をいろいろいじってみるのも楽しいですよ。

まとめのまとめ

音や見た目だけでなく、「取り回し」という観点からおすすめを考えてみました。

ベース選びのための何かの参考になれば幸いです。

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