ジョジョの良さを説明しろと言われたらあなたはなんと答えるだろうか?擬音とかポーズとかセリフとか色々な意見があるだろう。
実際ジョジョが好きっていう話をすると、「ジョジョ立ちでしょ?」とか「なにかやってみて」とか言われる。その度に思うのが「うーん、そういうことじゃないんだよな〜」ってことだ。
一言で言ってしまえば、ジョジョは荒木先生のセンスを体現する漫画だ。
特に最近ますます荒木先生のセンスは鋭くなっている気がする。切れ味が抜群だ。
今のところ四話まで進んだジョジョ9部であるジョジョランズでもそのセンスが炸裂している。
今回は荒木先生の素晴らしすぎるセンスについて語らせていただきます。
荒木先生のセンスが炸裂!ジョジョランズの名シーンを考察
個人的ジョジョランズ名シーン
まず取り上げたいのはモブキャラの濃さである。ジョジョはとにかくモブキャラが濃いし、特徴がある。モブなのに大人気なキャラクターもザラに居る。
そんなキャラクターが第一話から登場してしまったのだ。
それは第一話冒頭からドラゴナ・ジョースターのパンティ(?)に手を突っ込む悪徳警察官だ!
いちゃもんを付けて身体検査と称して身体を触るという絵に描いたようなセクハラ野郎だが、ドラゴナが男だと気づき更に興奮しちゃうなかなかの変態である。
ジョジョの各部の一部にはだいたいクズキャラが登場する。
ジャイロの邪魔をしようとした奴、トム・クルーズ似の看守、ウダラ先輩、そんな歴代のクズキャラリストに名を連ねるのが身体検査警官というわけだ。
そして、この警官の表情とセリフに荒木先生のセンスが集約されている。
この・・・・・・・・・の使い方が素晴らしすぎる。
更に興奮・・・して・・・・・・・・・・・・・来た
タメが長い。
このハアハアといい下から光が当たっているかのような影の付き具合といい攻守において完璧だっ!!
こういう何気ないシーンに荒木先生の素晴らしいセンスを感じてしまいます。
そして9部はスタンド名も独特です。
ここも荒木先生の新たな挑戦なんだろうなと思います。