暴言も度を過ぎれば感動する。
誹謗中傷とかコンプライアンスとかがうるさい今の世の中で清々しい暴言を見ると心が洗われますね!え、そんなことない?
よくあるブログタイトル風のタイトルですが暴言まとめです。前に書いた常秀の暴言まとめが評判いいんですよね。さすがは俺たちの常秀ですわ。リンクは下に貼っておきます。
今回スッポトライトが当たるのは「岸辺露伴は叫ばない」に収録されてる「オカミサマ」に出演する坂ノ上誠子。岸辺露伴の顧問税理士です。
彼女は口の悪いジョジョの奇妙な冒険の世界のキャラクターの中でもとりわけヒステリックで口の悪いキャラクターです。ブチギレた時のプッツン由花子に負けずとも劣らないキレっぷりを発揮します。
山岸由花子はいってもまだ高校生ですし、キレる対象も康一くんとまあわからなくもないのですが、坂之上誠子は仕事相手というか、顧客である岸辺露伴に向かって暴言を吐くわ物(文房具)をぶん投げるはで、文章ながらもその勢いとヒステリックさが伝わってくるキャラクターです。
短編小説で、しかも導入部と最後の方にしか出てこないキャラクターにもかかわらず、ここまでの暴言が残せるのかと僕は感動したのです。それで彼女の台詞を抜粋しまとめてみました。
坂ノ上誠子の暴言まとめ
坂ノ上誠子の暴言その1
「舞台にする山にリゾート会社が道路通そうとしたから、周りの山を買って止めたのよねェーーッ!ええ、知ってる。私の耳がぶっ壊れたのかと思ってあなたが買った山の数だけ聞き直したからねェーーーッ!でもね、それハッキリ言って頭ブッ飛んだビチグソのやることだからッ!どこの世界に<取材費>で<破産>する漫画家がいるのよッ!」
岸辺露伴は叫ばない P205より
頭ぶっ飛んだビチグソwww
冒頭からこんなテンションの坂ノ上誠子。いいねえ。
坂ノ上誠子の暴言その2
「<事業主の在り方>としては大間違いだこのゲリベンクソ野郎がァーーーーーーーーッ!」
岸辺露伴は叫ばない P205より
ゲリベンクソ野郎とは…ビチグソ野郎の言い換えともとれる表現ですが、新鮮ですね!素晴らしい。
坂ノ上誠子の暴言その3
「<妖怪伝説>の漫画・・・山を買った甲斐はあったのよね?ここで<無い>って言ったらその時点であんたの顔面<音楽室の壁>みたいにしてやるけど」
P206より
音楽室懐かしい。あの吸音機能がありそうな穴だらけの壁ですね!4部で億泰がバッドカンパニーの流れ弾に当たって穴だらけになってましたね。
坂ノ上誠子の暴言その4
「誰のせいだと思っているのよっ!もォ〜〜〜〜最悪ッ!貯金の5倍のペースでストレスがたまるわッ!また膀胱炎になったらどうしてくれるのよッ!<膀胱炎ウイルス>ッ!あなた達アーティストってきっとウィルスだわッ!」
P209より
ついにウイルス扱いされてしまう露伴先生。本当に膀胱炎を憎んでいますね。「貯金の5倍のペースでストレスがたまる」とかもはやセンスしか感じません。北國先生リスペクトですよ。
坂ノ上誠子の暴言その5
「ーーーー今何時だと思ってんのよォォ〜〜〜〜このクサレ漫画家ァァァ〜〜〜」
P250より
悪態をつきつつも出るのが彼女の素晴らしい所だと思います。
坂ノ上誠子の暴言その6
「何だって言うのよッ!あんたのくそくだらない用事がなんだってね、私の肌荒れと眼精疲労と膀胱炎と釣り合うとはとても思えないんだよッ!世間話ならサボテンとでもしてろッ!」
P250より
サボテンww
NHK教育のみいつけた!に出演しているサボさんを思い出したのは僕だけだろうか?
坂ノ上誠子の暴言その7
「はっきり言うわね。カメムシの方が賢いと思う。」
P251より
なぜカメムシWW
まとめ
坂ノ上誠子の暴言の数々をまとめてみましたが、どれも切れ味とセンス、ヒステリックさが伝わってきていい感じですね。日常生活でこのような暴言を吐くことはお勧めしませんが、ストレスが溜まった時の膀胱炎対策になるかもしれませんので覚えておいて損は無いでしょう。
このようなキャラクターがどんどん登場することを祈っています。ふぅ。