早速評価だ!
ステイサム度 5!
ストーリーの凝り度 3
派手な演出度 3
映像・セット 4
だった。
今回のステイサムは海のプロフェッショナル。いつものようにとにかく銃を撃ちまくる感じではない。過去の失敗のせいなのか、最初ステイサムはタイで飲んだくれていた。瓶ビールを勧めてくれるあたりがステイサム流のお・も・て・な・しだ。あと、バツイチだ。髪型もいつもの感じだし、安定のいつものステイサムだ。銃を派手にぶっ放すシーンこそないものの、泳ぐシーンやメガロドンと素手で闘うシーンは安心して見ていられる。心なしか笑顔も多いような気がする。
ストーリーに関していえば、あまり複雑な作りではなかった。だがモンスターパニック系の映画に凝ったストーリーを求めるのもなんだかおかしな話なのでこれはこれでいいと思う。しいていうならもう少し登場人物のバックグラウンドがわかると想い入れが増すのかなとは思った。想い入れがないと、いざその人物が死亡した際の残念感が足りなくなってしまう。あんまり求めてはいないが。死亡するメンバーもそんなに意外なメンバーではなかったので、良くも悪くも王道モンスターパニック映画であった。
ステイサムが出ているが、今回はあくまでも巨大サメが敵。しかも討伐作戦なんかではないので、正直派手さは少ない。サメが上陸したり、都市を破壊するゴジラみたいな映画ではないので、爆発も何もない。(潜水艇くらいかな)
あとは、そのサメの巨大さ故にだいたいの被害者はパクっと食べられて終わってしまう。手が〜とか足が〜とか言う話にならないのは凄惨な演出が苦手な人にとってはいいのかもしれない。とはいえやはり巨大モンスターものだから、迫力はある。派手さはないが迫力はある、という変な感想になってしまったが、こんな感じだ。
映像やセットの感じはさすが現代映画。ものすごく綺麗だ。特に終盤に出てくる小型潜水艇がかっこいい。しかしなぜか普通の船は普通の船だったりするのでハイテクなのかローテクなのか…
個人的にはフルCGみたいなものよりは、実在の風景とCGがうまく溶け込んでいるような映像が好きだ。そういう意味では最後のスピード感溢れる展開は素晴らしかった。
そしていつも不思議なことだがなぜ劇中でステイサムはいい思いをしないのか。どこぞの英国諜報部員は一作品につき二、三回は「ゆうべは おたのしみでしたね」状態になっているというのに!これは制作側がステイサムの硬派なイメージを崩さないための作戦なのか?それとも意地悪か!いつも美女にいい感じに思われる描写がありつつもハイボルテージなシーンはないままに終わるのがステイサム映画って感じがする。
結論!
派手ではないが迫力はある安定のステイサム映画!
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