ジョジョリオン 110話 ネタバレ感想 ラヂオ・ガガ事件2

ジョジョリオン感想考察

ついにこの日がやってきた・・ついにジョジョリオンが完結です。

思えば震災直後という設定から始まり、最後は病を治すであったり、等価交換で体の不具合をどうこうする、厄災が集まってくるスタンド能力など、なんとなく現実の世の中とのリンクを感じずにはいられないストーリーでした。(病に関しては偶然だと思いますが)

前回は場面や年代が一気に変わるという衝撃的な展開。ラヂオ・ガガ事件の行く末はどうなるのか?文くんはどうなる?ルーシーはどうなる?ジョジョリオンのラストとどうつながるのか?どんな風に物語の締めくくりを迎えるのか?

最後の最後で急展開を迎えた109話。そして今月号、ついに完結だ!

あの謎の男の正体は明らかになるのか?多分ならない!!

この先、ネタバレ注意!!

前回のあらすじを忘れた人は前回の記事を読んでみよう。

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ジョジョリオン最終話 ついに完結 その感想は?

ジョジョリオン110話のネタバレあり感想

個人の感想から書こうと思います。終わり方としてはまあ・・・疑問だった部分がぼかされて終わったような気はしますね。最終回にかなりのページを割いて新キャラクターのエピソードを挟むということは、そういうことでいいんですかね?荒木先生。

結局夜露の目からラップが出る件、記憶の謎の男の件、宝石を身に付けた赤ちゃんの件は回収されないまま終わりましたね。まあ、そこはどうでもいいんですが・・

個人的に引っかかっていた部分が少しすっきりしたのはよかったです。

すこし儚い終わり方だったので賛否両論ありそうですが、これがジョジョの終わり方なんじゃないかなと思いました。

終わってみて、8部ジョジョリオンはどうだったのか?

総合的に見て、ジョジョリオンはどうだったのか?

今までの主人公に比べると、過去が無い分やや深みが足りない主人公が定助でした。ですがそれを上回る謎が毎回出てくるので、10年間楽しむことができました。

比較的開けた空間でのバトルが多かったので、個人的には閉鎖空間でのバトルも見たかったなあとは思いますが、広い空間でキャラクターがダイナミックに動いたのは楽しかったですし、杜王町もしっかり楽しみました。仙台市民としては見覚えのある景色もあってよかったです。

キャラの感想としては定助のあっさりした感じというか、歴史が浅い感じが全編通してあるのですが、今回の最終話に特にしっかりと現れていました。これをよしとするかどうかで8部の評価というものは変わってくるんじゃ無いかなと思います。定助にとっての人生の始まりはあくまでもあの壁の目で、それより前の思い出や記憶にはもはやあまり関心を持っていません。個人的には記憶が戻る展開も面白そうだなと思ってはいたのですが、戻らないまま終わりましたね。

最終回までスリリングな展開で楽しませてくれた荒木先生には感謝しかありません。ありがとうございました。

110話のあらすじと細かいツッコミ(ネタバレ注意)

では、毎回恒例のあらすじと感想を書いていきます。

先月号に引き続きガードレールに引きずり込まれそうになるルーシー。そして先に引き込まれたやつはもうだめだ・・・グロ注意!グロ注意だっっ!!クワガタの比じゃないぞ!!

そこに飛んでくる下駄。鬼太郎のようだ。そしてルーシーを救い出す文くん。

ルーシーは謝る。巻き込んでしまったことを。ルーシーはここに未確認の植物があるだけだと思っていたらしい。しかしここにはさらに闇がある。ガードレールは新種の生き物でおそらく動物。蛇か番犬のような動物だと言っている。

「あんなに硬くないし乾いてもいないっ!!」文くんごもっとも。ソフトアンドウェットの対義語ですね。

ルーシーは咳が止まらない。これはなんだ?病気なのか?

街へ戻ろうとする文くんだがなんと運転手が引っ張っているぞ。ばかな!脳も脊髄も出てるのになぜ動けるんだ・・

「仲間を助けないで放っていくなんて、そーゆーの、人でなしだ・・・人としてそんなこと許されないぞ 自分だけかよ ゲス野郎」

謎のガードレールが語りかける。人でなしっていう表現がいかにもこいつが人では無いことを暗示させますね。しかしまあ、喋れるのか・・今までの岩生物なんかとはちょっと違う雰囲気ですね。

運転手は完全に引き込まれてしまった。ああ・・やはりモブはそういう運命なんだなあ。その血で文くんの手が滑ってもうだめかと思いきや。なんと・・・

肩にジョースター家のアザが!?

そして「オラァ」

ルーシーはそこからエンジンをかけろという。

そしてなんと!その肩のアザから出てきたのは・・・イバラ!!これはーーーっっ

そして車のエンジンをかけてガードレール生物を撃退だ!やったぜ!

文くんはジョセフだった!!

そこでルーシーはロカカカと透龍くんを見かける。しかし咳がひどい・・・結局3年後にニューヨークで亡くなったらしい。

そのあとジョセフはアメリカに渡った。ルーシーの長旅に付き添ったらしい。航海と飛行機を乗り継ぐ1万4000キロの長旅だと?絶対飛行機落ちてそう。四回は落ちてそう。ジョセフだからな・・・そしてスージーQと結婚してホリーさんが生まれたらしい。

その後東方家の歴史が簡単に説明される。なんと常敏と夜露は大学の同級生らしい。なんとまあ・・・

場面は変わって定助と康穂が会話をするシーン。もうロカカカはないのかという問いに対して南の島にはあるかもしれないという定助。豆さんと虹さんの顔が一瞬浮かび、定助の悲しげな表情とまとめるとあの二人は助からなかったんでしょうね。

そして駐車場で子供連れの女性と遭遇する。

その女性は仗世文の母ちゃんだった。定助はもう知っていたらしい。(田最環が教えた感じのセリフだがそんなことはないんじゃないかなあ・・・)

だが定助のことには気づかないという定助。まあ無理もない。仗世文は震災後からずっと行方不明だからだ。

定助にとって、壁の目の土の下で目を覚ました時が始まりで、吉良でも仗世文でもなく、定助だという。

だが康穂はペイズリーパークでケータイを覗いていた。

仗世文の母ちゃんの携帯には小さい頃の仗世文の写真がたくさん入っていた。ずっと探しているんだ。

そして仗世文という名前は仗世文のじいちゃんが拾った下駄に書いてあった名前で(ジョセフが履いてたやつ)それが頭から離れないから仗世文っていう名前にしたらしい。

ちょっと力技だなあ。

そしていよいよラストシーン。退院するノリスケのためにケーキを選ぶ東方家。

東方家の新しい始まり。

だが、そこに常敏の姿はない。花都もだ。

家族が亡くなるというのは悲しいことだ。直接的な触れ方は誰もしないが、東方家の涙がそれを表現している。

そして最後は定助にケーキを選んでくれと皆が言って、ジョジョリオンは完!!

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まとめ

荒木先生お疲れ様でした。けっこう先の構想もあるという話を聞いたことがあるので、次回作に期待しております。個人的には勝手に9部の予想を立てて楽しんでおります。

ジョジョの9部のストーリーを予想して遊ぼう

上の記事は最終話を読む前に書いた記事ですからいろいろ外れてはいますね。

今回のラストにジョセフが出てきて、スタンドも発現しているところから見てももしかすると次はジョセフが主人公で話が始まるかもしれません。

ジョジョ9部主人公はどうなる?仗世文ジョースターになるのか?「JOJOLANDS(仮)」について考えてみた

そして巻末のあとがきに少し休んで「JOJOLANDS(仮)」で会いましょうと荒木先生が書いております。うおおおお!楽しみだ!早く読みたい!けど、早くて来年頭とかですかね。それまでじっくり考察しながら待つことにします。

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