【今更考察】なぜFF10はあんなにハマれたのか考察する

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名作と称されるFF10ですが、僕もはまりきった一人です。ついにアーロンよりも年上になってしまいました。(アーロンは35歳の設定。まじか・・・)

当時は高校一年生の夏でした。PS2を購入して、初めて買ったソフト。

受験から解放されていたり、なんか夏で文化祭の準備をしていたり、人並みに高校生活を楽しんでいました。

そんな僕にとってはそこにFF10が絡むことによって、とても忘れられない思い出になっています。

謎に満ちたオープニング、徐々に明らかになっていく真実。

ロールプレイングゲームでありながら、ドキュメンタリー映画を見ているような不思議な感覚。

よかったんですよね、あれが。

今にして考えると、なぜあんなに良かったのかわかりません。

ですので今更ですが、考えて遊びたいと思います。

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今更考察するFF10

FF10は異世界転生ものである

実はFF10異世界転生ものなんですよね。転生ではないかもしれませんが。(ていうか、むしろ時空物か)

いきなり異世界(1000年後)に飛ばされたもんだから、ティーだもプレイヤーも不安の中冒険が始まります。

しかし逆を考えれば、これぞロールプレイングゲームですよね。

世界観が東洋のそれに近い

FF10は東南アジア系の雰囲気が漂います。寺院であったり、人々の服装であったり、歌などの音であったり。

僕ら日本人に馴染みやすく、新鮮なファイナルファンタジーの要因の一つがこれだと思います。

死が身近にあるスピラ

割とはっきりと一般人の死が描かれていたのも特徴の一つです。そして異界送り。なんかお盆的な雰囲気が漂いますが、アレは供養の儀式なんですよね。

召喚士、といってもどちらかといえばお坊さんというか、そんな雰囲気が漂います。巫女さんというよりは、坊さんかなぁ…

スピラの問題が現実問題とリンクしている

自然災害、宗教、支配者層の不正など、リアリティのある、どこかで見たような問題が特徴のFF10。

FFは伝統的に帝国軍とのバトルになりがちなのですが、10は違いますね。

当時はシンを見ても何も思わなかったけど、今見ると色々と思うところがありますね。

主人公であるティーダの視点がプレイヤー視点とリンクしている

文化や価値観が全くわかってないティーダと、プレイヤーの視点がリンクするので、深い没入感があります。

ティーダと一緒に喜んで、ティーダと一緒に困惑し、怒り、悲しむ。

年齢が近かったということもあり、とても共感できる主人公でした。まあ、彼のほうがチャラい感じはあるけど

やはり声の存在は大きい?

FFとしては初めてのボイス付きですが、これも大きかったんでしょうね。

リュックが松本まりかだったということに最近気付いて衝撃を受けたのは僕だけではないはず。

しかしまあ、FFのキャラクターボイスってあんまりガチな声優さんが出てこない印象なのですが、わざとなんでしょうか。

父親の影

ティーダはジェクトに対して複雑な感情を抱えていますが、これは男性なら誰でも少なからず抱えている要素なんじゃないでしょうか。今までは、親子関係での何か、というのは無かったように思います。

せいぜいセシルがゴルベーザと兄弟だった・・くらいですかね。

クラウドとセフィロスは上司と部下ですからね。冷静に考えれば。

話がずれますがセフィロスって神羅カンパニーというブラック企業の超問題やらかし社員ですよね。

ストーリー本編は雰囲気を重視した作り

一つの世界の文化や思想がきちんと細部まで練られています。なので、なんか雰囲気があるんですよね。もちろん他の作品も作り込みはすごいのですが、東洋ベースの雰囲気だからなのか、10はちょっと違うんですよね。

ポケモンのようなバトルシステム

バトルも面白いんですけどね。後半はクイックトリックゲーになっちゃいますから・・

効果抜群を狙ってキャラクターを入れ替えながら戦うバトルシステムはポケモンを思い出します。あのシステムがあるからこそキャラクターにレベルのバラツキが出にくいんですよね。

仲間たちの年齢設定

  • ティーダ 17歳(納得)
  • ユウナ  17歳(納得)
  • ワッカ  23歳(やや納得できない)
  • ルールー 22歳(とても納得できない)
  • キマリ  25歳(・・・)
  • アーロン 35歳(当時は納得できた)
  • リュック 15歳(妥当)
  • シーモア 28歳(・・・)

シーモアは仲間じゃないですけどね。

こうしてみると、ティーダがリーダーではなく自由に動き回れるのも納得です。圧倒的に大人が多い。基本は召喚士とガードだからなんでしょうけどね。

ハッピーエンドではないからこそ

結末はお世辞にもハッピーエンドとは言えませんが、使命を果たしたという達成感が残った記憶があります。むしろ中途半端なハッピーエンドにならなくてよかったとさえ思います。

10-2の事は考えないようにして

明るさと暗さが同居する

全編を通して明るさと暗さが同居する展開です。

明るいシーンにもどこかしらに影がありますし、暗いシーンにも希望があります。

その辺も絶妙なバランス感があってよかったですね。

まとめ

FF10は徹底的にプレイヤー目線を意識した作品ですね。

同じような境遇のティーダ(何不自由なく現代に生きていた少年がある日別の次元へと旅立つ)と、体験を重ね合わせる物語。

それが、メインターゲット層であろう10代の男の子達に深く刺さったからこそあれだけの評価が得られるのではないかと。

同い年の女のコを好きになりつつ、過酷な運命を共にする…というわかるようなわからないような物語は、それまでの「どこか別の所で起きてる出来事感」を無くすことに成功しました。

ここまで考えると、「なぜFF12はあれだったのか…」という話になるのですが、それはまた別の機会に。

ともかく、世界観の構築やストーリーがとても良かった。そして若者が主人公である以上、あのとき以上に共感できることはない。と考えると、この先ロールプレイングに感動することはないのかと思うと少し悲しくなります。

若いうちはああいうゲームをやった方がいいし、ああいうゲームがもっと世の中に出てきてほしいですネ。

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