ジョジョランズ7話 ネタバレあり感想
実はこんなことしてました!っていうのはミステリー小説では禁じ手らしいけど。漫画ならありだろう。荒木先生の漫画ならなおさらだ。
前半でも書いたけど、攻守が二転三転する展開はジョジョって感じがしてとてもワクワクする。
7話にしてパコの目玉が飛び出そうになってましたしね。目玉飛び出しって結構後半のイメージですが、まさか連載半年弱であの顔を拝めるとは。今回の顔芸担当は間違いなくパコじゃないですか。
使いにくそうだと思っていたザマッテクダサイも結構便利かもしれないな。
そしてノーベンバーレインですが、なんか今回からノーヴェンバーレインになってますね。なんでだろ?先月までノーベンバーレインだったよね。まあ、僕は」ロベルト・プッチ事件を覚えているからこれくらいの表記に関してはどうでもいいんだけど・・・こういう記事書いてる人間としては気になっちゃうよね。
確認してみると本編前の人物紹介ページも今月号は「ノーヴェンバーレイン」で、前のやつだと「ノーベンバーレイン」になってるんですよ。(コミックスも統一されてるらしい)
荒木先生のBとVの基準は微妙に謎なところがある。
露伴のヘブンズ・ドアーは英語の発音的にはヘヴンズになるはずなんですが、そこはブの世界なんですよね。
ハーヴェスト、ヴァニラ・アイス、ヴァチカン法王庁、あたりはVの世界だ。
あとなんかあったっけ。サバイバーもか?
まあいいか、話を戻そう。
個人的にはジョディオの反撃あり、パコの顔芸あり、ウサギの演説あり、ジョジョっぽいちょっと強引な完結の仕方で満足度の高い話でした。正直もう一話使うかな?と思ってましたし、もう一話だとワイヤー長いな〜なんて思ってたので、個人的にはスッキリしてます。
ワイヤーが尻尾から出てくるときの猫の表情が短編での「ドルチ」っぽいタッチだったので、ちょっと懐かしい気分になったのも良かったかな。というか、9部の絵の感じは個人的に結構好きです。
なんというか、背景に線が多いのかな?
縦方向や横方向、斜め方向と
戦いにベクトル的な立体感があって好きです。
ジョディオのノーヴェンバーレインも、あくまでも「雨」であるがゆえに、
真横に飛ばしたり、下から上に射出することはできないのでしょう。だから体を移動させてななめ下に雨粒を射出する必要があった。そして射程7メートルというのは以外に狭いなというのが個人的な印象。上から降らせる、という前提を考えれば10メートルぐらいはあるのかと思ってました。
数、攻撃範囲、威力に優れたスタンドですが、雨であるがゆえに方向性に制限がかかる。こういうのいいですよね。
そして今回のポイントはウサギ先輩ですよ。
逃げたと思われたタイミングで肉を取りに行ってキャビア混ぜ込んで肉を食わせるって二周目プレイかよってくらい鮮やかですねえ。
絶賛攻撃中の猫達が肉を食うのか?っていう疑問はありますけど、そういう細かいところを突っ込んではいけない。
で、パコですよ。
お・・・おまえ
ウサギ
も・・・戻って来たのか・・・・よ?
パコ
涙目だし、何なら何かが芽生えてそうな表情のパコ。
ジョディオの感情表現が薄い分をパコが補ってるぐらい、パコの感情の振れ幅は大きいですね。
いいキャラですよ。パコは。
なんかいいやつ過ぎて死にそうですもん。もはや。
僕がうっすら思ってるのは「ジョジョのチームは半分死ぬ」って感じなんで、
パコとドラゴナは死にそうなんですよね。
流石に四人ってことはないと思うんですけど、もう二人ぐらい増えそうかな?
パコのキャラクター考察も更新しなくっちゃあな・・・
で、最後のジョディオのセリフからすると、あの溶岩はなにかに見張られていたってことになりますね。
誰かではなく何かってところに謎を感じます。
次を楽しみに待ちましょう。