ハンターハンター 397話 結成③  ネタバレ感想 最後のコマは一体…?

読者の95%は今週の展開を予想していたとは思いますが、ほぼほぼ予想通りになってしまいましたね。

サラサに悲劇が起こってしまいます。

個人的には最後のコマにはツッコまざるを得ないのですが、とりあえず感想書いていきます。

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ハンターハンター397話 ネタバレ感想

ハンターハンター397話 あらすじ

サラサが行方不明になり、クロロ達の一斉捜索が始まります。そして変わり果てたサラサを発見したのはクロロたちでした。

メッセージが残されていましたが、その内容をクロロは他には伝えようとしません。

サラサの遺体はエンバーミング技術できれいに修復されていました。それは念能力によるものでした。

そしてクロロは三年間でいろんなシステムをデザインすると宣言し、悪党が恐れるほどの悪党になると宣言します。

397話のあらすじはこんな感じかな。

ハンターハンター397話 感想と考察

やっぱり強化系のウヴォーが全員の感情を代弁してくれてる感じの演出ですよね。この過去編では目立っていなかったマチにもスポットライトが当たっています。

クロロも「自分で調べろ」と発言していることから、この瞬間に旅団結成の決意は固まったんだろうと思います。

サラサと一番中が良さそうだったシーラは、ここでフェードアウトした感じの演出になってます。

また、今回の話でエンコさんというエンバーミング技術をもったキャラクターが登場します。

この人がおそらくマチの師匠でしょう。

マチはこのときからオーラが見えています。他のメンバーも見えていたのか、マチをきっかけに念の存在を他のメンバーが知ることになるのかは詳しくは書かれていません。念糸縫合のルーツはエンバーミングにあったというのは意外ですね。

だからヒソカが一時的に死んでいたときもきれいに直そうとしていたのでしょうか。

フランクリンの「俺の両手は機関銃(ダブルマシンガン)」は明らかに殺傷目的の能力ですし、フィンクスの「廻天(リッパーサイクロトロン)」のヤンキーっぽい能力ですね。

フェイタンのペインパッカーがある意味では報復を具現化したような能力で、今回の事件がフィンクスの心にも強い印象を与えたのかもしれません。

クロロの旅団結成の目的は流星街を守るためだった。手段は賛否ありそうですけどね。住民が不当な扱いを受けた場合は必ず報復を行うというシステムも、実はクロロが作り上げた決まりなのかもしれません。

その意味では、

高齢になった流星街の長老がクロロにサンアンドムーンを貸す(報復業務の引き継ぎ)→老衰で死亡→死後強まる念でスキルハンターに残る。という流れだったのかもしれません。

個人的にはサンアンドムーンも盗んだのかと思ってましたが、クロロの人柄を見るとむしろ「喜んで差し出した」という能力者も一定数いそうです。m

サンアンドムーンで能力者の死後も本に能力が残る、という前例があることから、個人的にはブラックボイスはスキルハンターの中に残っていると思ってます。(ギャラリーフェイクは微妙。ですが、ヨークシンで旅団の意見が割れた際にコルトピもマチ側だったことからクロロに対しての信頼や印象は良いと思われる)

クロロの言っていた「厄介な誓約」がどういうものかはまだ謎ですが、スキルハンターに入っている念能力のうち、盗んだものと同意の元引き継いだ、もしくは借りたものでは扱いが違う可能性もあります。

ブラックボイスやギャラリーフェイクは明らかに同意の元借りている能力であり、(サンアンドムーンやオーダースタンプは微妙なライン)栞のテーマの使用条件が「盗んだ能力は栞のテーマの適用外」だとすると制約条件としても釣り合う気がします。

(栞のテーマの制約は色々考えられますが、使用能力の説明をする、という条件もあるのかもしれません。能力説明に関してはゲンスルーも使ってましたが、能力の内容を説明することで威力が高まるという実例はゲンスルーのカウントダウンで実証済み。)

またスキルハンターの制約として元の能力者が死ぬと使えなくなるという条件があります。(さりげなくシズクとの会話でその条件を匂わせている)

殺害して奪う、ではなくあくまでも命を奪わないかわりに盗む、というあたりにクロロの良心が隠れているようなかんじが。

で、三年経って準備を整えたクロロたちですが・・・

シャルナーク見た目が変わりすぎだろ!!あれ・・クロロ?っていうよりあれ・・・シャル?だろう!

そしてウヴォーはゴンさんファッションだし・・な

強化系はこういうファッションになりがちなのか?ということはそのうちビルもこういうファッションに・・・

そして何よりフィンクスがいない。ノブナガですらいるのに・・・

描くのわすれたか?それともエジプトみたいな所に行てて不在だたのか。

この謎は解けそうにないね。

この先旅団はどうなる?

来週からおそらく時系列は戻ると思います。ですがフィンクス、フェイタンあたりが死んでるような気がするんですよね…

ノブナガもちょっと怪しいんですが。

現在エイ=イ一家と一番近いのはこの三人です。いくらなんでも念を覚えたての知ろうとなんかに旅団が負けないだろう…と思っていましたが、そう都合よくいかないのが念能力の戦い。そして冨樫義博という漫画家。

幽遊白書を思い出してみてください。

浦飯幽助でさえ木戸のシャドーにあっさりと捕まりましたし、挑発に乗った飛影はタブーで魂を取られました。

能力の相性次第では経験の差をカバーできちゃうのが念能力。特に相手の人数が多い場合の具現化系と操作系のコンボは非常に強力。

今回のヒソカ探しからのマフィア抗争への介入において幻影旅団が犯している最大のミスは、クロロの指示や旅団員同士の連携が無いことです。

ヨークシンではクロロやシャルナークが役割について指示を出していたので連携がとれていましたが、今回はそれぞれがバラバラに動いている状態。

対してエイ=イはモレナが指示を出して、仲間同士の連携もとれているように感じます。

さらにサイキンオセンでの念能力はレベルアップによってオーラの総量が増大するため、高レベルであればそのオーラ量により経験の差を埋めることが可能。

能力の相性と人数差によっては旅団員のうち何人かはエイ=イの構成員にやられてしまう可能性もありますね。

そして残念ながら、一人一人の戦いに関して描かれる可能性は低い。一人一人のバトルを描いてたら、この先十年はかかってしまいます。なのでまあ、クロロとマチあたりは残りそうですが、他はどうかな…と思ってます。

カオス状態の時に、ヒソカも戻ってきそうですけどね。