【ハンターハンター考察】幻影旅団の「お宝」とは凶悪な犯罪者? 過去編によって解釈が変わってくる

A級首の犯罪集団である幻影旅団ですが、モノやお金が欲しいわけではないということが結成➀〜③によって明らかになりました。

盗賊団、というのは表の姿で、その実は凶悪な犯罪者の排除という目的があったのでは?

スポンサーリンク

幻影旅団の意味する「お宝」とは

凶悪な犯罪者を意味する?

金品の類ではなく、凶悪人物をお宝と表現しているのでは

ヨークシンシティでの目的

マフィアンコミュニティと敵対し、十老頭を始末することだった。

旅団の大暴れは陽動で、始末の実行をイルミやカルトなどゾルディック家に依頼。

窃盗業務で得た金は、業務委託に使う

ゾルディック家の委託費用はおそらくかなり高額なので、そういうことの資金に使う。

クロロも団員を使い捨てにするつもりはない(少なくとも流星街メンバーは)はずなので、危険な任務に関しては委託するのかもしれません。

クルタ族の虐殺は旅団ではない?

(大前提として、僕は0巻を持っていないです。感想サイトを参考にしています。考察に穴があるかもしれませんがお許しください)

クルタ族を滅ぼして緋の眼を奪うのは旅団の活動動機として違和感を感じます。

いくら脳筋のウヴォーでもここまでインパクトのある事件を忘れてるってことはない気もします。

マジタニあたりが旅団の名をかたってた事からみても、そこそこ有名になりつつある幻影旅団の名を使って事件を起こしていた別の人物(組織)がいても不思議ではありません。

するとクラピカは誤解で旅団を追って、そこに命を賭け、いろんなものを失ってきた。それが「勘違いと思い込み」だとすると、クラピカの信念やら今までの積み重ねが音をたてて崩れていくことになります。

流星街のメッセージはかなり特徴的かつ覚えやすいので、メッセージを残すことで

・流星街出身の賊に見せかけた

という可能性もあります。

旅団のお宝=ツェリードニヒ 説

おそらくクロロたちは闇サイトを運営、管理している。非人道的な行いを公開して楽しんでいるような奴は略奪に見せかけて始末する。

そんな事を繰り返していたのではないでしょうか。

ミザイストムさんが緋の眼のアップロードを発見した時にクロロもそれを発見。発信者がツェリードニヒだと突き止めた。

こいつも反省しなさそうな悪だと判断した旅団は行動を開始する。

とはいえ、一国の王子を暗殺するのは旅団といえども大変な仕事。しかもヒソカの野郎がシャルナークとコルトピをやりやがった!

ということでブラックホエール号に潜入し混乱に乗じてやるぜ!というシナリオ。

今回も旅団で陽動してイルミに暗殺させる計画かも。

イルミはV2(very vip)のパス持ってますしね。ヒソカを探すふりをしてツェリードニヒの暗殺を狙ってる可能性もあります。

イルミの針は要人の暗殺に向いてますし。

クロロは旅団メンバーさえ真実を伏せて陽動に使ってるのかもしれません。

ハンターハンターの世界における悪の基準

なんとなくですが、生きたまま苦痛を与える行為の方が殺人よりも重い捉え方をしてるような気さえします。

キルアなんて肩がぶつかっただけでハンター受験者やってるし…

かなりの殺害数をほこるヒソカと協力しあうこともゴンは抵抗があまりなさそう。

ゲンスルーの扱いもまあそこそこに…

ただ、人間を改造したり、生きたまま苦痛を与える行為に対してはかなり怒りを露わにする人が多い印象。

ゴンも恩人のカイトが対象だったとはいえ、ピトーに対しての怒りは凄まじいものがありました。

ハンターハンターの登場人物にとっては命の重さは平等ではなく、対象によって重みが違うんでしょうね。

クロロとクラピカの共闘はあるか?

仮にクロロの目的がツェリードニヒの始末だとすると、クラピカと共闘することもあり得ます。

クラピカは目を奪い返したい。クロロはツェリを始末したい。割と利害は一致します。

今現在念を習得中のツェリードニヒですが、彼には守護霊獣が憑いています。守護霊獣と特質系の念獣、そして絶ることによってのキングクリムゾンを合わせると、一対一の対決はどう考えても無謀。

意外な組み合わせですが、私怨さえ捨てればクロロとクラピカの組み合わせもあり得ます。読者目線で見れば、ふたりともやってることは同じですからね…

コメント