ベース界隈を覗いている限り、指弾き派の方がピック弾き派よりも多いような気がしますが皆さんはどうなのでしょうか。
僕はどっちも好きです。
弾く曲やジャンルに合わせて使い分けるのがいいんですよね。適材適所。
そもそも、奏法的な話をすれば非常に選択肢が多いのがベースという楽器ですからね。いろんな音を出したいとか、いろんな表現をしたいとか、そんな発想になってくると必然的に指弾き、ピック弾き、スラップの3種類はどれも練習することになるんじゃないですかね。
BB434のサウンドに合うピックを探そう
いろいろBB434に関してはいろんな面から考察してきました。
BB434考察記事一覧に関してまとめたページはこちらになります。
ですが、やはり肝となるのは本人の技術であり、ピッキングであるということを最近身にしみて感じます。
ピック弾きの大前提
ピックについて考察はするものの、大前提として「ピック弾きのサウンドは技術が大きな割合を占める」という事を忘れてはいけません。どんなにいいピックを使おうが、いい音を出すためには奏者の技術が重要です。そのことは僕自身肝に命じておきます。
逆アングルピッキングの練習は必須
ピック弾きベーシストにとって一度は聞いたことがあるであろう「逆アングルピッキング」
佐久間式ピッキングとも呼ばれます。
順アングルピッキングに比べて太い音が鳴るのが特徴です。
ピッキングでいい音を出すためにはこの逆アングルピッキングの技術習得は必須だと個人的には思っています。
その上でいろんなピックを弾き比べて考察していきたいと思います。
MASTER8 JAPAN infinix 1.0mm
僕がベースを始めてから一番最初に買ったピックです。厚さは1.0ミリ。1ミリだとけっこう固めのイメージですね。ダウンピッキングはともかくアップピッキングの際にちょっと引っかかりが出てしまいます。(僕の技術的な問題)
良くも悪くも弾いてる感じの音がします。
疾走感のあるルート弾きなんか似合いそうな感じの印象を受けます。
逆を言うと、細かいフレーズなんかを弾くにはやや大味な感じもします。技術でカバー!っていう意見もありそうですが、細かいフレーズを繊細に弾いていくなら違うピックの方がいいのかもしれません。
Jim Dunlop TORTEX 0.6mm
ジムダンロップのピックです。厚さは0.6ミリということでけっこう薄めですが弾き心地はグッド!
適度なしなりがあるので、しっかりピックを握っている僕でもピッキングがスムーズにできます。アップピッキングの時も適度にしなりが出てくれるので、引っかかりがなくなりました。これは良い。
ですが、数分弾いてからピックの裏を見たら黒くなっていました。薄いのと素材が柔らかいのが相まって、消耗は激しいのかもしれません。
先がおにぎり型よりも少し細いので音も若干鋭い?でもピック自体は柔らかいという不思議な感覚。先ほどのマスター8と逆で、ゴリゴリ弾くには繊細なピックですが、細かいフレーズを軽いタッチで弾くにはいいのかもしれません。
HISTORY THIN
なんというか柔らかい。(語彙力)ダンロップよりももう少しプリプリしている弾力がありました。
音にも弾力があるというか、厚め、固めのピックよりもう少し、気持ち粘着力のある音が出ます。
先の二つの中間に位置するというか、ゴリゴリ弾くにも繊細に弾くにも使える守備範囲の広い一枚ですね。個人的には今回買ったピックの中では一番気に入っています。
CLAYTON USA 0.8mm
クレイトンと読むのかな?こちらはやや固めなんだけど、柔らかい。1ミリの固さから一段階柔らかくしたみたいな柔らかさがありますね。
ヒストリーやジムダンロップなんかと比べると、ピックを支える指の力を適当に抜かないと引っかかる感じがあります。
音は、歯切れの良い感じというか、ガッと弾く感じですね。1ミリじゃ硬すぎるけど、0.6じゃ柔らかいなっていう人にお勧めできるかと。
まとめ BB434に向いているピックは?
今回は素材が似ているものが多かったため、サウンド的には似ているものが多かったと思います。
大きな違いとしては厚さ。厚さにによって弾き心地が変わるため、弾き心地の好みによって使い分けてもいいのかなと思います。
BB434のYAMAHAピックアップとの相性がいいのは、0.6ミリのジムダンロップかなと思いました。独特のYAMAHAのサウンドに若干の歪み成分が加わるような音がするような気がしたからです。
【BB434】ピックアップバランスでの音作りについて考えよう
ベース用ピックとしてはおにぎり型が多いイメージですが、若干先がシャープなものを選んでみるのもBB434とセットで考えるならあり。
ジムダンロップでまた比較するのも楽しそうです。また今度買ってきて比較してみようと思います。
コメント