BB434でスラップはいけるのかどうかと聞かれれば、その答えは当然!「yes」になります。
これだけだと答えとしては雑すぎるので、実際に使用した感想を書いていこうと思います。
ピックアップがギラつかせてくれる
YAMAHA特有の「ややギラついたサウンド」
これはBB434のピックアップが関係してると思うのですが、これがまたスラップ奏法にもはまるんですね。なので、スラップバチバチの曲を弾く分にも問題はないんじゃないかな。
今張っている弦が最初から貼られていた弦なのでメーカーが不明なんですが、音と質感から察するに、おそらくニッケルだと思います。(ダダリオとかなのかなあ)もちろんラウンドワウンド。もしかしたらコーティング弦とか使うとギラつきがやや抑えられちゃうのかもしれませんが、新品弦とかでバチバチスラップするとギャンギャンなります。語彙力足りなくてすみません。
なんというか、YAMAHAの音ってパッシヴなんだけど、30%くらいアクティブが混ざってるんじゃないかっていう絶妙な音がするので、そこを音作りで強調してあげればかっこいい音が作れると思います。
個人的な設定
個人的にはスラップするときはリアボリューム60%、フロントボリューム30%くらいにして、気持ちトーンを上げます。音量のムラがきになる人はコンプレッサーとかかけるといいんでしょうね。
BBでは厳しい音は?
BBにできない音があるんですけど、「フロントのシングルコイル」の音だけは再現できないんですよね。しにくいというか。フロントがスプリットコイルなので、フロントにシングルコイルを設置したフロント優先の音というのはなかなか難しい。この絶妙な音が欲しい人はBBに手を出すべきではなくて、ジャズベースタイプを選んだほうが幸せになれると思います。まあ、アクティブハムバッカー搭載の、いわゆるスティングレイみたいなタイプでスラップするのも間違いないでしょう。なので、生粋のスラッパーみたいな人にはあまりBBはお勧めできません。
ただ、スラップだけで成り立つ曲なんてあんまりないんじゃないかなと思えば、すべてのバランスがとれているBBはやはり優秀な楽器だと思いますね。
結論再び
結論をもう一度言うと、PJタイプながらもスラップでも十分運用できる音を出すことができます!その辺が心配な人は、心配しなくても大丈夫ですね。
最後に思い出しましたが、スラップ比率の高い人は、BB434Mというメイプル指板のものがあるので、それを選んでみてもいいかもしれません。
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