【機材考察】BB434のボディの形とバランスについて使いながら考えてみた

BB434のボディ形状とバランスについての考察です。

結論からお話しすると、とりあえず弾きやすいです。問題がありません。
ちょっとフェンダー系とはフィット感が違いますが、それは後述します。

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基本的形状と重さ

BBのボディは昔から基本的な形状は変わっていないみたいです。ですが、2017年に新型のシリーズになってからボディ形状が一回り小さくなったみたいですね。とはいえ、実際に持ってみると小型感はあまりありません。ということは、単純に前のモデルが少々大ぶりだったということなんでしょうね。

心配だった僕の右足への負担も今の所ありません。(僕は前に5キロのジャズベースで右足を痛めたことがあります)どうしても負担がかかるようなら左膝に乗せるスタイルにして、BBを股間に構えるという構え方で演奏することもできますが、なんとなくボディの振動を股間でダイレクトに受け止めるというのは嫌な感じがして、相当のことがない限り左膝スタイルはないんだろうなと思います。(そういえば先日ぴんはげさんが構え方10選みたいな動画を出していましたが、左膝スタイルも紹介されていたので安心しました。正座スタイルの人とかいるんですかね?)

で、肝心のBBのボディ形状ですね。

僕はまず下部の丸みが目に入りました。この形はあまりフェンダー系には見られない形状ですね。どっちかといえばギブソンのレスポールのシルエットに似ています。フェンダーはプレべもジャズベもストラトもテレキャスも「フェンダー」って感じがするので不思議ですよね。

対してギブソンはなんとなくフェンダーっぽくないように作るってことを徹底してるのかなっていうボディデザインが多いですよね。サンダーバードとか。レスポールとか。

で、ヤマハはどうなのかっていうと・・・
上半分はちょっとフェンダーっぽくて、下半分はなんとなくギブソンっぽい。

全体のシルエットとしてはややギブソン寄りで、ピックガード形状に関して言えばややフェンダーよりって感じがします。

これ、旧式のBBだと完全にギブソン寄りな雰囲気が現れているのですが、多分ピックガードがないからだと思います。新式はピックガード形状がちょっとジャズベっぽい雰囲気があるんですよ。ちょっと湾曲してますしね。

ちなみに、ピックガードを完全に片側に寄せているのがギブソン系の特徴になっているので、どうしてもギブソンぽい雰囲気が好きな人は、ピックガードを切断することによって雰囲気をギブソン寄りにすることができます。(僕は切断しました。本当はピックガードなしのBBが好きなんですが、ちょっとスラップがやりづらかったので、ピックガードはつけることにしました。)

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ボディバランス

人間で言うところの「くびれ」の位置がやや高めなのがフェンダー系とは違うところですね。 ちょっとハイウエスト気味というか、上の方にくびれがあります。これによって、座ったときに重さの関係でややボディ側が下がるので、ヘッドは上がり気味になります。また、くびれが浅いので下手するとズルッと滑り落ちる可能性があります。ソファではなく椅子で弾いてる人はちゃんとストラップをつけたりと工夫をしておかないと落としたりしそうなので気をつけて下さい。

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フィッテイング

エンドピンの位置なんかもそんなに張り出していないので弾いてるときにぶつかったりもないですね。(ちなみに、ここがかなり出っ張ってるタイプのベースだと、どうなんだろうって思うことがあります。ユーチューブとか見てると、ここの部分に明らかにおっぱいが乗っかってる女性ベーシストの人をたまに見かけてついつい最後まで再生して、なんなら高評価までしてしまうんですが、あれはわざとなんですかねえ。)
現代的なデザインならTRBやTRBXシリーズの方が上かなと思いますが、BBはトライディショナルな雰囲気が少しありますね。これも定番の形になってくれると嬉しいのですが。

ボディの厚みも厚くはないですし体に当たる部分にはちゃんとフィットするように工夫されているので角に当たって痛いということはありません。

まとめ

最初にも言いましたが、とりあえずバランスが良くて弾きやすいボディです。

欲を言うならもう少し湾曲しているデザインでもかっこいいと思うんですが、新しいBB・・・BBXとかどうですかね、ヤマハさん!!

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