【レビュー】止まらない教則本「ベース無窮動トレーニング」を買ってみた

ベース教則本

6月25日に発売された「ベース無窮動トレーニング 効果絶大のノンストップ練習」を買ってみました。まだ買ったばかりで本格的に使ってはいませんが、中身を一通り読んでの感想を書いていこうと思います。いろいろ買ってきましたが今回はどうでしょうか。

僕が今まで買ってきた教則本の感想は以下のまとめページで確認できます。

ベース記事まとめページ

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概要

著者は道下和彦さんです。ギタリストの方です。今までにもギターやジャズの無窮動トレーニングの本を執筆されてます。

本書の特徴を抜粋すると、

  • 休まずに弾ける →好きな時に休む演奏が可能
  • 演奏技術、耳、集中力の訓練をしつつ、使えるフレーズの習得が可能
  • フレーズ集として使える
  • 運指力とピッキング力が鍛えられる
  • コード進行に沿ったベース演奏ができるようになっていく

と書いてあります。

構成としては、4分音符の1625進行、8分音符の1625進行、ブルース進行の4分、8分、3連譜、16小節のスタンダード進行、様々な(〜風の)スタンダード進行、これらのエクササイズが載っています。

基本的に休符がありませんので弾き始めたらずっと弾きっぱなしです。

4小節ぐらいの短いフレーズを集めた教則本が多いので、開いた瞬間に異質な雰囲気が漂います。

大事なことがあとがきに書いてある

著者のあとがきが最後に書いてありますが、ここに重要なことが書いてあります。これ、最初に書いたほうがいいんじゃ・・・

それは、

「順番通りにやらないでくれ」

ということ。好きなことや、気になったフレーズから始めてくれ。ということらしいです。

教科書的にではなく、辞書的に使って欲しいということでした。

音楽ジャンル的には?

ジャズやブルースがメインになっていますので、コード進行的にもフレーズの雰囲気的にもロックやポップスでは無いです。ジャズやブルースに全く興味が無い人は注意したほうがいいかもしれません。

難易度は?

教則本の中では難易度は高い気がします。少なくとも初心者向けでは無いと思います。中級者〜上級者で運指力やピッキング力、アドリブ対応力を高めたい人にいいのかもしれません。

もちろん初心者でもきちんと取り組めば有効に活用することができます。

難しい教則本である「ベース無窮動トレーニング」の難度を落として練習する方法

音源は?

CDが二枚付属しています。これを聴きながら気に入ったフレーズから練習することが推奨されています。

効果は?

まだ買ったばかりなので、これに関しては練習してから後々に感想を書きたいと思います。

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まとめ

フレーズ難易度が高く、運指も複雑、という中上級者向けの教則本。

同じようなフレーズが続くので、飽きっぽい人やいろんな雰囲気のフレーズが学びたいという人は別の本のほうがいいかもしれません。

ですが、運指や一定のリズムで弾き続ける反復練習で基礎力や運指力の土台を鍛えたい人にとってはいい本になると思います。

ロック、メタル系ならメカニカルトレーニングの本なんかがありましたが、ジャズやブルース系のトレーニング本はあまり見かけませんからね。

どんな教則本もそうですが、うまく使えるか使えないかも含めてその人の実力なのかなと感じることも多いです。使いこなせるかどうかも腕次第。

著者の道下さんのギターの無窮動トレーニング本も何種類か発行されていますので、結構人気があるシレーズなはず。

そしてこの延々と弾き続けるトレーニングは一定のリズムを刻み続けるベースという楽器とは相性がいいんじゃないかと思ってます。

こちらから購入できます

ベース無窮動(むきゅうどう)トレーニング 効果絶大のノンストップ練習

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