難しい教則本である「ベース無窮動トレーニング」の難度を落として練習する方法

ベース教則本

ベース無窮動トレーニングを買ってはみたものの、ものすごく難しくて苦しんでおります。教則本を買おうかなと思うレベルの人にとっては難しい難易度のフレーズばかりです。苦しくて難しいからこそやりがいがあり、練習になるんですけどね。

どんな本なのかの概要は前回の記事に書きました。

【レビュー】止まらない教則本「ベース無窮動トレーニング」を買ってみた

なぜ難しいのか?何故うまく弾けないのか?

難しさの原因は人それぞれあると思いますが、この本に出てくるフレーズの特徴をサクッとまとめると、

  • 一音ごとに指が動く
  • テンポが早い
  • 1フレーズ自体が長く、集中力が必要
  • 止まらないので、つまずくとミスる
  • 必ず苦手なポジションやフレーズが混じっている

などの要素が満載です。以上の理由から、「全然できないんだけど・・・」になりがちだと思います。

参考音源として、ギター版のYouTubeがあったので載せておきます。

こんなフレーズのベース版フレーズがバンバン乗ってる教則本です。

せっかくお金を出して買った本ですから、ちゃんと成長を実感したいですよね。というわけで挫折しないでレベルアップするための本の使い方を考えてみました。

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レベルアップするための難度の落とし方

四分音符のフレーズから取り組む

フレーズ難易度は四分音符のほうが低いです。なので基本の1625トレーニングとブルース進行トレーニングから取り組んでいくと難度が下がります。

比較的弾きやすいフレーズを探す

譜面を見ると同じようなパターンが一冊まるまる続くのですが、微妙に弾きやすいフレーズと、弾きにくいフレーズが出てきます。これは人によって違うと思うのですが、必ずあります。なのでその中の「微妙に弾きやすいフレーズ」から練習をしていくといいんじゃないかなと思います。

テンポを落とす

模範演奏テンポは130〜150くらいに設定されていますが、いきなりこのテンポで弾ける人はもはや上級者だと思います。

僕のような初心者が確実にやるなら、BPM70まで落としてまずは確実に弾けるまで練習します。

70位で無窮動フレーズに慣れてきたら、徐々にBPM100くらいまでテンポを上げていきます。

それもできるようになったら、模範演奏のテンポまで徐々に上げていくといいんじゃ無いかと思います。

テンポを落としてつまづかずに弾けるようにならないと演奏途中でつまずいてその後グダグダになりますからね。ゆっくりでも、正確に弾ききることが大事かと思います。後は脱力も重要ですね。

脱力に関しては以下の記事にも重要性が書いてます。

【ざっくり解説8】音楽における卓越性の習慣ついて考える

フレーズを割る

フレーズ自体が長く、12小節目ぐらいでこんがらがってくることが多いので、4小節ずつ区切ってそれぞれのフレーズを練習したあとにつなげていきます。

そうでないと、前半はうまく弾けるけど後半はうまく弾けないという現象が起こります。これは教則本あるあるなんですが、ページ上部のフレーズは比較的弾けるのに、下部のフレーズは弾けない・・という現象に似てますね。

まとめ

こうしてまとめてみると。普通の教則本や曲練と同じくパートを分けて練習したり、テンポを落として練習するなどの基本的な練習方法がそのまま使えるということになります。

この本の内容をスラスラと弾けるようになったら、運指やコード進行に対しての音使いなどはレベルが上がってるんだろうなと思うと頑張れますね。

気になっている方は是非挑戦してみてください!

(CD付き) ベース無窮動(むきゅうどう)トレーニング 効果絶大のノンストップ練習 (リットーミュージック)

アマゾンのリンクを貼っておきますので気になる方はチェックしてみてください。

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