ストーンオーシャンが終わって間もないですが、ここまで来るとスティール・ボール・ランもジョジョリオンもアニメ化してほしいなと思うのがファンの心理であります。
ということで今更スティール・ボール・ランを考察するシリーズも始めていきたいと思います。
色々と今までのジョジョとは違う点の多いスティール・ボール・ラン。アニメ化がもしあるのなら!その前に考察や解説を入れておかなくては・・・
よろしくお願い申し上げます。
とりあえず今回はジャイロ・ツェペリと兄や姉について考えてみたいと思います。
ジャイロ・ツェペリはお兄ちゃん
意外と少ない長男キャラ
ジョジョにおける長男って意外と少ないんですよ。特に1〜6に関してはあんまり出てきません。
- ジョナサン 一人っ子
- ジョセフ 一人っ子
- 承太郎 一人っ子
- 仗助 一人っ子
- ジョルノ 一人っ子
- 徐倫一人っ子
ていうか全員一人っ子だわ。
対して7部以降は・・・
- ジョニィ 次男(兄ニコラス)
- 定助 なんとも言い難い(吉良吉影的には長男 仗世文的には一人っ子)
- ジョディオ 次男(兄ドラゴナ)
この時点でもジョニィとジョディオは次男ですからね。このあたりが性格とかキャラクター設定に関わってきてそうな気はします。
ジョースターではないとはいえ、実質的にはジャイロも主人公。下に弟なんかがいるお兄ちゃんとしては初になります。
ジャイロの長男エピソード
所々に父グレゴリオの教えが出てくるあたり、グレゴリオがジャイロに長男としての期待を寄せていたのがわかりますね。
正統派後継ぎとして育ってほしいんでしょう。グレゴリオの気持ちもわかるなあ。
グレゴリオも最初は厳格な父ちゃん感がありますけど、義弟とウェカピポのエピソードでは割りとアドリブのきくキャラだということがわかりましたよね。あの感じはなんか好きです。
長男的な弱さ
意外と無茶をしないのが長男です。僕も長男なんでよくわかるんですが・・・
序盤のスタートダッシュや、砂漠のショートカットはジャイロ的にはけっこう無理して冒険してたんじゃないかと思いますね。
慎重な、安全な選択をしがちな自分をのりこえたいみたいな。
次男的なジョニィとのコンビ
ジョニィは典型的な「下の子」って感じですよね。
決めたら迷わない思い切りがあるというか。
そのあたりを象徴するのはリンゴォ・ロードアゲイン戦でジョニィに漆黒の意思が芽生えた時です。
あと、絶妙に要領がいい。
相棒的だが兄弟的でもある
ジョニィのタスクアクト2やアクト4はジャイロが技術や思想を伝えたがゆえに発現した能力です。
その意味でジャイロはジョニィに「引き継いだ」といえます。
父から受け継いだ技術を弟に引き継いだかのような感じになってます。
ジョニィとジャイロはいい友人であり、相棒でありながらもどこか兄弟っぽいんですよね。
さて、この先はジョジョにおいて死にやすい兄や姉について考えたいと思います。
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