【ビジネス本】数値化の鬼 感想 自分に厳しく生きるなら数字を知って数字と戦え!

数値化の鬼というビジネス本の感想です。

ちょうど数字や結果を求められている時期だったので目に止まって買ってしまいましたね。そういうビジネスマンの人も多そう。上司はいつだって数字数字ですからね。

でもまあ、それも仕方ないと思います。だって小さな頃から評価の基準はいつだって数字じゃないですか。

それは大人になっても変わらない。見られる数字がテストの点数から営業成績や給料に変わっただけなんです。

数字からは逃げられない。

逃げられないなら戦うしかないじゃん?っていう話です。

どうせ戦うなら数字や数値化について知っておくのはアリだよねっていうのが率直な感想です。

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数値化の鬼 感想

数字が絡むビジネスに関わってるなら参考になる部分が多い

数字が絡まないビジネスなんてないんでしょうけどね。

数字が絡むビジネスといえば、営業さんなんかがイメージしやすいですが、実際はどんな職業だって労働時間や給料は数字で示されますからね。

ビジネスにおいて数字は無視できない

ビジネスに数字が絡んでくる以上、客観的に自分を見つめる必要はありますよね。

やる気はあります!頑張りました!努力はしたんです!

結果が出てない時に限って抽象的な表現になりがちです。

数字だけが全てではないにしろ、数字からは逃げられない。逃げずに戦うなら敵を知れ。という意味では参考になる本だと思います。

説得力や具体性を増すためには数字を絡めて考えたり話したりするのも大事ですからね。そこの重要性も書いてあります。

レビューを見てみると

アマゾンレビューも見てみましたが、前作の「リーダーの仮面」より悪いレビューは少ない印象。(前作を僕は読んでませんが、考え方的に受け入れられないという人が多かった感じがします)

好意的なレビューも多く、やはり「やりがい」だとか「やる気」だとか目に見えないものを重要視する考え方で苦労してる管理職の方は多いのかな・・・っていう印象を受けます。多分男性の読者が多いです。

結果主義、成果主義

結果や成果にこだわるのはビジネス上仕方のないこと。そこから逃げるのは思うように結果が出ていないからです。

僕も全てがうまくいってるかと言われるとそうではないのですが、自分のやってることの評価を自分でする、自己評価をきちんと行って成長していきたいなら一度目を通しておいてもいい内容でした。

賛否両論になるのは仕方ないか

良くも悪くも厳しい内容ではあります。そして革新的な新しい内容ではなく、聞いたことがある話もあるので「つまらない」という評価もわからなくはないです。

個人的には「変数と定数」の考え方は新しかったです。

簡単に言えば、「あまり変えようのない数字、変わらない数字」と「変えられる可能性がある数字」を分けて考えるということです。変数は、コントロールできる範囲の数字と言ってもいいかもしれません。

あとは行動量について言及してるのもいい点だと思います。そもそも行動量が足りてないよね・・・っていう場合も多いですからね。

本のボリューム

集中すると二時間くらいで読めるボリューム感です。

本を普段読まない人でも読みやすいと思います。

外人さんが書きがちなエピソードはあまりありませんので、外人さんの本に慣れてる人には少ないボリュームに見えるかも。

どんな人にオススメか?

自分に厳しく、成長したい人向けですかね。

ただ、この本の理論を鵜呑みにして周りに振りかざすと危ないなと思います。あくまでも自分に対して厳しくストイックに頑張りたい人。

数字の大切さを確認したい人にも向いてます。

数字だけが全てじゃないよね?っていう人にも読んでもらいたかったりします。結局数字も大事なので。

逆に数字に追われて追い詰められてる人は、落ち着いてから読んだほうがいいと思います。(救いにはならない)落ち着いたら、変数のところだけでも読んでみるといいかも。

まとめ

本屋さんを見に行っても目立ちますし、キャッチコピーも強力なので、これも売れそうな本だなと思います。意外と数値化に関して取り上げている本は少ないですからね。

逃げたくても逃げられない仕事上の数字。せっかくなら数字を理解して、数字を味方につけるというのはいかがでしょうか。