今読み直すと色々と突っ込みどころが多いスティール・ボール・ラン。この企画はそんなスティール・ボール・ランを振り返りながら考察していくという企画になります。
今回はコミックス1巻の後半部分を解説していくぜ。
改めて読み直してみると前フリでけっこう思わせぶりな表現が多いのもスティール・ボール・ランの特徴である。後から考えるとあれは一体・・・みたいなネタがふんだんに転がっているので、掘りがいがあります。ぜひ皆さんも読み直して「確かに!」っていうアハ体験につながればいいと思います。
今更考察するスティール・ボール・ラン その2
我が息子は乗馬の天才だ
オヤジィ!
ニコラスもジョニィも天才級って・・ジョースター家凄いな。
このあたりだとジョニィは一人っ子の設定だったのでしょうか。
初期の頃はディエゴも知らなかったみたいな感じの描写ですからね。ジョニィが小さい頃にホットウォーカーのバイトしてたような・・
まあ、最初からディエゴ知ってるといろいろ不具合もありそうですが。
最終決戦がジョニィ対ディエゴになるっていうのは、最初から決まってたんですかねえ。ディオっぽいキャラを出す時点で決めてたような気もしますけどね。
今夜は両親が留守なの
そう言った あなたならどうする・・?最高だった・・・・
ものすごく有名なフレーズですね。富豪の娘はともかくとして、その友人はなぜ3Pをしようと思ったのか謎である。
なんか、一対一じゃなくて一対二ってのが絶妙だよね。
天才ジョッキーを二人でやっちゃおうぜみたいなノリだったのでしょうか。富豪の娘は何を考えてるかわかりませんなあ。
俺が親だったら自分の娘が自分の留守中に3Pしてたら泣くわ
ジョニィの彼女はなぜブスなのか?
なぜかは分からないがドロシー・パーカーの劇を見たがっているジョニィの彼女はブスである。
個人の判断にもよるけどさ・・・こいつブスだよね??
まだ富豪の娘とその3P友達のほうが可愛く描写されている。
ジョニィにとってはやな思い出だからなんかな。
そもそも最前列に割り込もうとしたのは彼女の方なので、あんまり美人にしてもキャラ設定が合わなくなっちゃうってことなのかもしれません。
ジョニィ入院時の謎の首コルセット
ジョニィが打たれたのはあくまでも胴体であって、首のダメージはないはずだが・・・
なぜか首にコルセットを付けて入院してるジョニィ。謎。
ジョニィの右足に木片が貫通している
スタート前に「すでに」相当な重傷を負っているジョニィ。
なにせ木片が脚を貫通している!!!
感覚がないからオーケーとかいう話ではない。
他の部ならちゃんとした回復役がいないとマズイレベルの重症だが、スティール・ボール・ランではこの程度の大怪我はよくあることである。
解説者ジョニィ
ラクダの走り!
スローモーションに見えるが脚の長さは馬の約二倍!
その歩幅!十分馬と張り合えるスピードに加速できるッ!! しかも 体重は800キロを超え 馬の約1.5倍! 近づくものを押しつぶしてゴールを狙うつもりだッ!
ジョニィ
シュトロハイムのパワーの解説みたいな具体的数値を入れながら解説するあたりがジョジョって感じでとっても好きなシーン。
1stステージのジョニィは解説役だからね。
転倒しているのはウルムド・アブドゥルだー
まさかの展開。
優勝候補のウルムド・アブドゥルがまさかの!
サボテンに突っ込んでリタイヤ!!
彼はどんな気持ちで祖国に帰るのだろう。応援してくれていた人たちの気持ちを考えると涙が出そうになる。
長い時間と旅費かけてアメリカまでやってきて、1200ドル払って、開始数分でサボテンに突っ込んでリタイヤしたなんて僕なら言えない。
墓の下まで持っていく秘密にするぜ。
今にして思えばあの場でジャイロに体当たりしなくてもいい線いってたんじゃないかな・・・ラクダが雪とかに対応できるかはわからないけど。
まとめ
今回はコミックス一巻の後半部分の振り返りでした。
一番の謎はジョニィの首コルセットですかね!
次は1stステージの後半の振り返りになりますが、意外とツッコミどころがないんですよね。
ミセス・ロビンスンあたりまで行こうかなあ・・・