ボラホーンの概要
魔王軍6大軍団の一つである超竜軍団。その軍団長であるバラン直属の親衛隊みたいな三人組、それが竜騎衆。と、字面を見るとすごく見えるが割と先制点をしっかりキメたのに逆転する輩が2名と、時短でやられる雑魚のなんともいえない三人組であります。
ボラホーンは端折りの時短でやられる雑魚ですね。
一応、陸戦騎、海戦騎、空戦騎とゲッターロボみたいな棲み分けになっています。今回は陸上の戦いでしたので、ボラホーンの海鮮っぷりは全く見えませんでした。
ちなみにボラホーンの年齢は人間換算で30歳前後という設定です。アラサーですね。そこそこ生きてるにも関わらすヒュンケルに一矢報いる事もできない無能です。魔王軍は人間を甘く見る傾向があり、無能にも関わらす自分を有能だと思いこんでいる救いようのない無能が多い気がしますが、そのあたりをバーン様はどうお考えなんでしょうかね。
ボラホーンの戦闘能力を詳しく見てみよう
ではここで最強のドラゴンライダーのうちの一人であるボラホーンの攻撃手段について見ていきましょう。
- 腕力による殴打
- イカリ攻撃
- コールドブレス()
この3つが作中繰り出したボラホーンの攻撃です。このあまりにも貧相な攻撃に涙が止まりません。
腕力による殴打はヒュンケルに片腕で止められてしまいます。ヒュンケルの見立てによると、ボラホーンの腕力はクロコダインの半分だそうです。クロコダインと戦っていればクロコダイン唯一の白星がついたかもしれませんね。
イカリみたいな変な武器をつかいますが、ヒュンケル相手にはあまり意味がありませんでした。攻撃手段がアークデーモン達と一緒なんだよなあ。
マヒャド級()の威力をもつコールドブレスも鎧の魔剣による呪文無効設定により効果を発揮しません。まあ、呪文無効設定もこれを最後にほとんど登場しなくなる設定ですから、見納めにはなるんですが。見納めとしてはあまりにもあっけなく終わるシーンでした。
もはやただのブラッディースクライドの被害者
コールドブレスが効かず、パンチされて、すぐにブラッディスクライドで腹をブチ抜かれて倒されてしまいます。
ここまでを見ると、彼、海戦騎ボラホーンはただブラッディスクライドをくらうためだけに現れたようなキャラクターです。
何か良いところはないかと賢明に探したのですが、なんと良いところが全く見当たりません。これは残念極まりない。
コールドブレス()
コールドブレスがせめて炎のブレスや毒のブレスだったりすると、まだ活躍できたのかもしれませんが、トドである彼に割り当てられた技はコールドブレスでした。
スーパードンキーコング2に氷を吐き出すアシカみたいなのがいましたが、あれと似たようなものだと思います。
元ネタはたぶんトドマン
ドラクエ4に出てきたトドマンが元ネタかと思われます。
そりゃ悪手じゃろ。トドッコ
ラーハルトを倒した後にポップを人質にヒュンケルを攻撃しようとするボラホーン。ですが、龍騎衆ともあろうものがそのような卑怯な行いなどもってのほかというラーハルト先輩が槍をブチ込んで粛清します。倒れているラーハルトの投擲力が強すぎるのか、ボラホーンが豆腐頭なのか簡単にブチ抜かれる頭をに悲しみを抑えられません。
ダイの大冒険において人質をとってうまくいった試しなどありません。これは悪手だと言わざるを得ないでしょう。
クロコダインを見習いなさい
このようにボラホーンが醜態を晒したからこそ、その後のクロコダインが輝きを放つわけです。ドラゴニックオーラをもつバランに対して有効な手段が無いと判断し、あえて挑発し、ギガブレイクを誘発。回復呪文のサポートを受けつつバランのMPを削るという漢気溢れたクロコダインの勇姿を見習っていただきたい。
バランもいい歳こいて安い挑発に乗りすぎですね。
ボラホーンもクロコダインさんよろしくタンク役に徹してヒュンケルの攻撃をガードしつつ、ラーハルト先輩にハーケンディストってもらえばヒュンケルにも勝てたかもしれません。
ラーハルトにもつっこむよ
なぜか斬属性のハーケンディストール
ラーハルトの武器は鎧の魔槍で通常攻撃は突きを繰り出しています。そしてヒュンケルの鎧の魔剣を破壊していきます。よって突きも威力十分。
ヒュンケルが「食らってもいいや」という投げやりな姿勢に目覚めたことで致命的な傷は与えられませんが、それでもジワジワ攻撃を続ける事で確実にヒュンケルの生命を削ることはできたはずです。
ですが、倒れてもはや満身創痍のヒュンケルにハーケンディストールを繰り出すという最大のチョンボを犯してしまいます。そして槍技にも関わらす、このハーケンディストールは攻撃の軌道が明らかに斬属性。槍を回す無駄な予備動作と謎の大ジャンプにより攻撃がバレバレ。
結局アバンのしるしで十字を作られ、グランドクルスでやられてしまいます。
なぜ槍を持っているにも関わらす、最大の特徴必殺技を斬属性にしてしまったのでしょうか…
ついでにガルダンディーにも突っ込んでおこう
ついでなのでガルダンディーにも突っ込みを入れておきます。
空戦騎という圧倒的有利なポジションからの攻撃がなぜサーベルと鳥の羽根アタックだったのでしょうか。
呪文を上空から放ちまくれば最高の援護要員として活躍できたでしょうに…。
全てはバランの教育ミス
バランは戦闘能力こそ高いのですが、部下の育成とマネジメントは非常に苦手なようです。
人の実力を見かけで判断したり、自分の能力を客観的に捉えられないなど性格的な要因が仇となってポップとヒュンケルに敗北してしまいました。
竜騎衆の全権をラーハルトに任せて、ボラホーンとガルダンディーはラーハルトの言うことをキチっと聞く「タテ社会」をきちんと構築しておけばこのような壊滅的被害は受けなかったと思います。
まとめ
そのへんのモブよりはいいポジションにいるものの、あっさり牙を折られ、腹をブチ抜かれ頭をブチ抜かれるボラホーンさん。彼には偉大なるワニであるクロコダインさんの覚悟を見習っていただきたいですね。
巨体でパワー自慢な奴がヒュンケルの事を甘く見るとろくな事がありません。この先同じ過ちを侵すキャラクターが出てこないといいんですけどね。どうかな?
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