やらないよりはやった方が良い。と上の世代から刷り込まれてきた人もいるようではあるが、やらないほうが遥かにマシな場合もある。
とりあえず始めてみて正のループにハマる場合もある。「とりあえず始める→少し手応えがある→改善、発展→いい流れができる→とりあえず始める・・・・」これは良いパターンで、これができる人はどんどん何かを始めたほうがいいと思う。上手くいってる起業家さんなんかはこういうパターンなんだろう。
だが負のループを回しちゃう人もいる。大体の人はこれだと思う。
「とりあえず始める→色々甘い→なんか上手くいかない→不満、不安→それを解消するためにまたなにか始める→色々甘い・・・」
何が違うかというと、「色々甘い」のだ。
思いつきで深く考えもせず、良さそうだと思って始めてしまう。まあ一人でやってるなら始めるのも自分だしうまくいくもいかないも自分なので適当にやってもいいとは思う。(それが一人の強みだ)
だが組織になると、負のループが回り始めると目も当てられない。実例が身近にいるから非常にリアリティがあるのだ。
上手くいってない時に打開策を求めて何かやらなくては・・・となる気持ちはわかる。だが、そういうときは
- 頭がパンクするほど考える
- 夜も眠れないほど考える
- AIに客観的意見を求める
- 関係ない身近な人に相談する
- 業界外の人の一般的意見を求める
最低でもこれぐらいはしてから始めたほうが良い。
「無知の知」
という言葉があるが、「自分は何も知らないのだ」ということを自覚するところから始めるべき。
「自分が正しいはずだ」
と思って行動するのはたいてい間違ってると思ったほうが良い。
負のループはネジである
負のループは螺旋であり、ネジである。
回し続けて深く食い込んでしまうと抜くのに時間がかかるし、無理に抜こうとすると壊れてしまう可能性もある。そしてポッカリと空いた穴は埋めるのが大変だし、埋まらない可能性もある。
負のループを回転させないために必要なのは客観性。そして深く考えることである。
自分はどう思うか、対象者はどう思うか、それを見てる周りの人はどう思うか。
これぐらいは考えてから何かを始めよう。
ネジの穴は開けるのは簡単だが、そのネジ穴を消すのはとても難しいのだから。