技術と販売が同等の価値というのなら、なぜ給与体系に差があるのだろうか?

技術売上と店販売上。この2つは社会人になってからずっと頭を悩ませてくる数字である。

給与体系的に、技術売上のバック金は30%、店販のバック金は15%であった。個人的には同じ金額売上げた場合、給料反映率が高いのは技術の方なので、優先順位的には技術が上になった。個人的には。思考として、バック率の高い商品(今回の場合は技術)に気持ちが傾くのは当然と言えば当然のような気がする。

だが実際はどうだろう。

いわゆる幹部と呼ばれる方々は「技術も商品も価値は一緒ですよ」と言うではないか。

ならば商品売上も30%よこせと言いたい。

リアルにお金や時間の価値が違うものを同等の価値だと言い張るのはやや乱暴な意見のような気もする。

数字といえば、「単価は価値で、売上はお客様の満足度だ」みたいなこともよく言われる。

本当にそうなのだろうか。

単価が価値で、総売上が正義ならニトリはあんなに増えていない気もする。(総売上は高そうだけど)

単価を上げて、総売上を上げたい気持ちがそういう事を言わせるのかもしれない。

話は変わるが、フリーランスの方々はあまり商品のおすすめをしないという話を聞いたこともある。理由としては、「初回はともかく、二回目以降にアマゾンや楽天で買われてしまうから馬鹿らしい」とのこと。世の中の殆どの人は少しでも安く商品が欲しいし、少しでも多くポイントをもらいたいのだろう。気持ちはわかるが対面で何かをしてた人から少しくらい、自分に無理のない範囲で商品を買ってあげてもいいではないかとは思う。

業界によって差があるのかもしれないが、こういった数字にまつわるトラブルで離職されてしまうのは非常にもったいないことだと思う。このトラブルを回避する方法が思いつかない限り、僕は自分でお店を始めることはないかと思う。唯一解決策として思いつくのは利益度外視で営業するというものだ。

そのためには2つ以上のビジネスを回し、利益が出てるビジネスモデルをほかで確立させなければいけない。

ざっくりいうと、片方のビジネスにおける自分の取り分(役員報酬かな)を限りなく少なく設定しなければ、従業員に対する数字的なプレッシャーはなくならない、ということである。

これが自分が生きてる間に叶うかどうか?は自分の人生の大きなテーマでもある。

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