本の概要
2011年発行の岡田斗司夫さんの本。キャッチコピーは「毎日2ページ書くだけで人生が変わる驚異のノート術」。内容はノート術なのだが、効果をざっくり列挙すると。
1 楽になる
2 頭が良くなる
3 好かれる
4 個性的になる
5 アイデアがいくらでも出る
6 話や文章がうまくなる
7 人から「面白い」といわれる
8 見識ができる
9 器が広がる
10 世界を変える
この裏面を見たら読みたいなあと思った。しかも見つけたのがブックオフだからね、これで300円ならやすいなと思って買った。結果は・・
個人的にここ最近買ったビジネス本の中では大当たりだった。
感想
自分の中で起こった変化としては、
・考え事をするのが楽しくなった
・ノートを使ったほうが考えやすいことに気づいた
・面白い人になりたいと思った
この三つがあげられる。現に読んだ次の日から早速ノートを買ってきて使っているが、約九日でもうノートを半分使ってしまった。それぐらいこのノートを使った思考法は面白い。
分析
今までも数々の手帳術やノート術、思考法の本は読んできたが、実践も継続も難しかった。(特にアバウトな性格の僕にとってはバレットジャーナルは無理だった。あと、GTDは半読んだ時点で挫折した)でもこれは今の所どちらもできている。その理由はなぜなのか分析してみた。
まず目的がはっきりしている。このノート術で鍛えられるのは
論理力 発想力 表現力 の三つだ。この三つの能力がバランス良く、かつ高度な人が天才らしい。この三つが鍛えられると面白い人になれる。なりたいなあ!
そしてこのノート術は簡単だ。ルールが無い。発想も自由。基本的な使い方は載っているけれどもあくまでも自分の発想で考えて書くことを主軸にしているため単純だ。継続もテーマにしているため段階を踏めるようになっている。これもさすがというか、面白い発想だなと思った。
そして最後だが、やってみるとわかるが考え事は楽しい。楽しく無い考え事はテーマが楽しく無いだけで、自分が楽しめるテーマであれば考え事は楽しい。
考察
今は世の中アウトプットブームだが、インプットとアウトプットの中に自分の論理的思考や新たな発想、面白い例え話など「熟成」の期間を挟むことによって効果はもっと上がると思っている。次にブームが来るのはこの熟成かもしれない。マジできたら嬉しいな。
ぜひ読んで欲しい人
この先訪れるナチュラルな世紀末の時代に生き残りたい人だ。(ナチュラルな世紀末に関してはいつか書こうと思っている。今考え中)どうでもいい情報が溢れかえって、思考力と行動力の低下した人たちがほとんどになる。そんな中で生き残るには考えて生きるしかない。考えていきたい人にこそ読んで欲しい。
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