すべての音楽家に読んでいただきたい「成功する音楽家の新習慣 練習・本番・身体の戦略的ガイド」をざっくり解説しているシリーズです。
前回はそもそもの練習とは何かというところの感想文を書きました。
今回は「練習する環境を整える」というところの感想になります。環境を整えることの意味は、生産性を最大限に発揮できるようにするためだそうです。確かに環境が悪いと同じ時間やっても効率が悪いというか生産性が上がらないというか、簡単に言えば良くないですよね。なんか、会社なんかでも生産性生産性とはよく言われますが、音楽でも同じなんですね。ここでは生産性を高めるために必要なアイテムが12個紹介されていたので、それを見ていきたいと思います。
生産性を高める12のアイテム
1 身体にあった椅子
いきなり超重要アイテムきましたね。身体に合ってないとすぐ疲れるし、演奏中の姿勢も悪くなっていいことがありません。僕もリビングのソファで練習してますが、沈み込んで高さが微妙に合わないので、固めのクッションで調節しています。専用の椅子が欲しいなあ・・・
2 譜面台
僕は持ってないんですけど確かに大事ですね。膝に譜面を置いたりすると、下を覗き込む形になるので姿勢がどうしても悪くなってしまいがちです。途中で閉じたりするのも厄介ですね。
探したら安いのもあるので、買ってもいいかなと思いました。
3 ノートと鉛筆
やることを書いたり気づいた点をメモしたりと、誰でももってるけど超重要なアイテム。
4 電子メトロノームとチューナー
まあ、言うまでもないですね。
5 時計
個人的には時計でもいいけどキッチンタイマーでもいいんじゃないかと思います。25〜30分ごとに休憩するのが集中力的にも有利だという「ポモドーロテクニック」が有効だという話も聞いたことがありますので、タイマーかタイマー付き腕時計なんかがあると良さげですね。
あと、素早く物事に取り組める2ミニッツスターターというテクニックでもタイマーを使います。
6 鏡
ヘアスタイルを整えるための鏡・・ではなく姿勢チェック用の鏡ですね。
7 レコーダー
録音するのに必要なレコーダー。今だとスマホやパソコンで代用する人が多いんでしょうね。
8 楽器スタンド
説明不要。
9 飲料水
水分補給大事ですね。
10 適切な照明、温度、湿度
暑いとことか寒いとことか、ジメジメしたところでやったら疲れますからね。極端な環境は楽器にも良くありませんし。
11 ある程度の静けさとプライバシー
さすがにガヤガヤしててプライバシーがないところでは集中できませんね。
12 耳を守る手段
耳栓的なものですね。ある程度音が大きくなる合同練習では耳を守ることも重要なのだそうです。
気が散るものは取り除く
今挙げたアイテム以外で、気が散るものは離しておくに限ります。個人的にはスマホは絶対に離します。ちょっとした休憩中にSNSを見たりするのが集中力の妨げになるからですね。スマホの弊害はたくさんあるので、関わり方には気をつけていきましょう。
まとめ
同じく練習するなら、より生産性の高い環境で練習するのが有効だというお話でした。説明不要の必須アイテムから、あったら便利だなと思うアイテムまで色々ありましたね。
次回は練習の5つの領域というところの感想書きます。よろしくお願いします。
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