nhkドラマ版の岸辺露伴は動かないの実写化の可能性を検証していくシリーズになります。今回は小説になっていた「オカミサマ」の検証になります。
これは僕が好奇心シリーズとして分類しているシリーズになっています。岸辺露伴は好奇心でいろんなことに首をつっこみ結果的にいろんなトラブルに巻き込まれます。それでも懲りずに好奇心で行動していくことが彼の良さでありそんな彼の性格が色濃く反映されたストーリーだと思っております。
僕が好奇心シリーズとして分類しているものは他にもあるのですが、まずは1番大好きなオカミサマから検証していきたいと思います。
オカミサマは実写化可能なのか検証する
オカミサマ あらすじ
話の発端は領収書に書かれたオカミサマと言う謎の文字。「上様」はよくありますが、オカミサマはあまりないですよね。
絶対にやるなと顧問税理士の坂ノ上誠子に釘を刺された露伴ですが、好奇心から「オカミサマ」で領収書を書いてもらいます。するととんでもないことになっていきます。
【オカミサマ】坂ノ上誠子のオススメの暴言7選!こいつはひでェ〜〜!!だが感動した!
定番のパターン
この話は露伴シリーズのテンプレートとも言うべき起承転結が綺麗に構成される話になっています。
興味→好奇心(が抑えられない)→危機→解決
大体このパターンを軸に露伴は各種トラブルに巻き込まれます。
ドラマの傾向
特にドラマ版第2期からはこの傾向が顕著になります。
第1期は比較的当事者ではなくその隣にいるものとして話が展開していく話が集められていました。富豪村の直接的な被害者は泉京香でしたし、くしゃがらも直接的な被害者は志士十五でした。D.N.A.は言わずもがなですね。
ですが第2期あたりからは本格的に露伴が危機に見舞われるようになっていきます。
この神様のエピソードも露伴が危機に陥るエピソードとして表現されているので傾向としては違和感はないと思います。
前半部の坂ノ上誠子とのやり取りに1/3ぐらいの尺を使ったとして、これだけで十分見応えのあるドラマになることは間違いないと思います。
ドラマ再現は可能か?
岸辺露伴に襲いかかる現象は、原作のままだとCG が大量に必要になってくるのでここの表現は変わるかもしれませんが、うまいことやれば出来なくもなさそうな気がします。
解決方法も捻りが効いていて個人的には好きですね。人の話を聞かないと言うかネタのためなら自分の体がボコボコにされてもかまわないと言う露伴の異常なプロ意識が見えるそんな話になっているので…
ドラマ化のハードルは坂ノ上誠子の暴言である
お神様の実写化にあたっての問題点があるとすれば、それは坂ノ上誠子の暴言の数々、暴言の表現内容、これが NHK 的にオーケーなのかということです。一応夜の枠のドラマではあるのですが NHK の年末ドラマにおいて果たして下痢便クソ野郎と言う表現が許されるのか?という問題が浮上してきます。
ストレスで肌が荒れるとか膀胱炎になるとかそういった表現はたぶん OK なのですが…
やはりこの話において一番面白いポイントは、あの岸辺露伴に対してヒステリックに暴言を吐き続ける坂ノ上誠子のキャラクターだと思いますのでそこはカットされると少々残念な気がします。
誰が演じるのか?
まあそんな坂ノ上を誰が演じるのか…というのがポイントですね。
そこそこ大人の女性で税理士っぽくてブチギレの演技が上手い女性…
- 綾瀬はるか
- 北川景子
あたりがパッと頭に浮かんできたんですけどね…
あ、米倉さんとかもいいかな。天海祐希とかもいいかも。木村佳乃さんとかもいいですね。でも、ちょっと年齢が上かな。もうすこし若いほうがイメージに合うかな。
個人的にとても好きなエピソードなので、実写化してほしいなあ…
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