【心理学の本】認知バイアス事典 世の中を正しく見るために押さえておくべき一冊の本

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認知バイアスとは。

偏見や先入観、固執断定や歪んだデータ、一方的な思い込みや誤解などを幅広く指す言葉

と、この本では言い表しています。

人は無意識に何かを思い込んだり、偏った考えや見方をしてしまいます。それをうまく使ってる人もいれば、そうでない人もいます。

自分はある程度その偏りに気づいているとしても、自分の周りの人はどうでしょうか。

特に子供なんかは深刻な問題です。偏った報道や偏ったアカウントの発信にはまってしまうと、方向性がとんでもない方向に行ってしまうからです。

どうせなら、その仕組みを理解して、うまくやったほうがいいですよね。

この本を読んで一番おもしろかったのは、循環論法というものや滑りやすい坂論法という論法で、確かにこんな根拠のないフワフワとした論法がまかり通ってるなと感じました。

こういう論法は無意識に使ってるから怖いですし、意識的に使われるともっと怖いですね。

この本は「認知バイアスの理解だけでなく、人生の役に立つことを願って書かれた」と書いてあります。うまく役立てましょう。

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認知バイアス事典で正しい判断の助けになれば

罠にハマらないためには罠を知るしかない

世の中にはこの認知バイアスを上手く使っている仕掛けが数多くあります。中には悪用する人もいます。

そんな罠に引っかからないためには罠の原理を知ることです。

詐欺に引っかからないためには詐欺を知るのが手っ取り早い、というのに似てますね。

この本を読むメリット

世の中の悪い認知バイアスの効果を軽減できます。

悪いバイアスにひっかかりづらくなります。

日常生活を送るのに役に立つ知識も載っていますし、自分の価値を高められるバイアスもあります。知っておくだけで有利な事はたくさんあります。

自分や家族、周りの友人が変なバイアスにとらわれている時の助けにもなるはずです。

正しい知識は人を救います。

デメリット

世の中バイアスだらけという事に気付きます。正直、偏った考えや報道にガッカリすることも多いです。

その結果、周りの人とは考えが違ったり、変な目で見られることも増える可能性もあります。

それでも騙されて生きていくよりは何倍もマシかなと思いますが。

こんな人にオススメしたい

  • 正しい情報を手に入れたい
  • 騙されたくない
  • 自分の意見を持ちたい
  • 心理的に優位に立ちたい
  • 接客業
  • コミュニケーションを円滑にしたい

こんな感じの願望を持ってる人にオススメです。

最初から最後まで読まなくても、気になるところを読んでいけば良いので読みやすいです。

陰謀論、デマ、偏向報道、詐欺、詭弁、勘違い、差別、分断

今っぽいワードが並びますが、これらに対抗できるのは知識ですね。

正しい知識を身につけるのに役立つ一冊です。