吊り橋の上という環境で、恐怖から来るドキドキ感を異性に関して感じる恋愛感情と勘違いしてしまう現象のことです。結構有名な心理効果ですね。
割と有名な認知バイアスですが、実際に生かされているかといえばそうでもないような気がするこの「吊り橋効果」
ですが、しっかり効果や原理を把握して、うまく使えば恋愛成就の助けになるかもしれません。
恋愛って片思いしてるだけでも楽しいのかもしれませんが、せっかくなら成就させたほうがいいと思いますし、男女関係が成り立ってからのほうが楽しいことが多いと思います。
それなら、こういう認知バイアスも有効に活用しながら恋愛を有利に進めたほうがいいですよね。
どんなシーンで使えるのか、そして実際にはどうなのかを考えてみました。
感情は意外と様々な要因に左右されます。それを知っておくだけでも強い。
僕が思うのは「知ってるは、知らないより強い」ということですね。
知ってるだけで有利なら知っておきましょう。
吊り橋効果は本当に効果があるのか?
この現象は1974年にカナダで行われた実験が元になっています。
吊り橋でインタビューを行い、後ほど実験の詳細について詳しく電話が欲しいと伝え、番号のメモを渡す。この結果、かかってくる回数は「吊り橋の上で、かつ異性」が最も多いという結果が得られたというもの。
異性の魅力を電話の着信で測れるのかという疑問も多く出たそうですが、別の方法も使ってこのデータの裏付けをとってるらしいですね。
恋愛心理学に近い
心臓のドキドキを男女のドキドキと錯覚させるわけですからね。これはどんなときに使えるのでしょうか。
- 文化祭
- 部活の大会
- 絶叫マシンデート
- お化け屋敷?肝試し
- テスト、受験
- 試験や重要案件
- 初めての〇〇
など、主に若者向けに使い易い心理テクニックのような気がしますね。
こういったなにかのイベントの後にカップルが増えてるような気はするので、イベントの最中に吊り橋効果を発揮するシーンは多いのかもしれません。
個人的な思い出
個人的には文化祭と自動車学校の卒業試験でラッキーな体験をしたことがあります。
あのときは単純なラッキーだと思っていましたが、今にして思えばあれは吊り橋効果だったのかもしれません。
文化祭は非日常でなんだかドキドキしますし、自車校の卒業試験は誰だってドキドキしますよね。
そういうシチュエーションで吊り橋効果を狙う心の余裕があるかどうかはともかくとして、緊張する機会はチャンスでもあると捉えれば新たな楽しみが生まれてきそうです。
人は自分の感情を勘違いしてしまう
気分が悪いときはやる気がのらなかったり、何か別のことでイライラしていて、そのイライラが影響したり・・と自分の感情は意外と様々な要因で決まります。
お腹が痛いと気分は乗らないし、疲れていると物事を肯定的に捉えられなかったりしますよね。
吊り橋効果と似てるのが「プラシーボ効果」で、思い込みで体調が変化するっていうあれですね。
吊り橋効果 まとめ
吊り橋効果は恋愛にも使えます。
自分の感情を客観的に見つめるのにも役立ちます。
変な勘違いも減りますし、余計な何かに振り回されることも減るかと思います。
何かイベントの後に「あの人が好きかも・・・」となったらそれは吊り橋効果の可能性があるので気をつけたほうがいいのと、
イベントの後は異性と美味しいワンチャンが狙える可能性もあるということを心に留めておいてください。
ぜひ!