【映画感想】「ドラえもん のび太の宇宙小戦争」を復習しながら予習しよう

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今度のドラえもん映画は「ドラえもん のび太の宇宙小戦争2021」ですね。公開に先駆けて、昔のオリジナル版を振り返りながらいろいろな点を考察してみたいと思います。

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オリジナル版 詳細

1985年3月16日に公開されたドラえもんの映画作品です。35歳の僕が生まれるより前に公開されている映画ですね。

あらすじ

スネ夫やジャイアンと一緒にミニチュアの特撮動画を撮影していたのび太が些細なミスから仲間はずれにされてしまいます。そこで毎度おなじみ、ドラえもんの道具で独自に動画撮影を試みるのび太ですが、一緒に撮影することになったしずかちゃんは女の子らしい撮影を希望。ぬいぐるみやお人形で撮影が進むわけです。

そんな中、裏山で小さなロケットを発見するドラえもん。同時に静香ちゃんが大事にしていたウサギのぬいぐるみが行方不明になります。

家に帰ったドラえもんとのび太は自宅で小さな宇宙人、パピと出会います。そして・・

物語の傾向

物語の傾向としては、地球ではない、違う惑星的なところで冒険する話になります。ワープ的なものではなく、宇宙人であるパピが乗ってきたロケットに乗ってピリカ星へ旅立ちます。恒例の宇宙救命ボートの出番は今回は無しですね。パピの救出が目的ですが、処刑が絡むので緊急性は割と高いですね。

今回のポイントは、ドラえもんたちがスモールライトで小さくなっていて、その状態でスモールライトを奪われたため元に戻れず、小さい状態で敵と戦わなければいけないという点になります。通常サイズなら、小さい悪者など相手にならないのですが、小さくなって戻れないがゆえに苦戦を強いられるという展開になっております。

ただし、ドラえもんの四次元ポケットは通常使用が可能であるため、他の劇場版における「ポケット無い」「ドラえもんが故障する」などのトラブルと比べると幾分ましな気がします。

今回の敵

ピリカ星の情報機関であるPCIA(ピシア)の長官であるドラコルル長官がメインの敵になっております。

ドラえもんの敵の中でも非常に優秀な敵です。

その辺の時空犯罪者とは違いますね。

・地球という初見の惑星において上手く立ち回り、パピを捕獲し連行することに成功する

・馬鹿でかいスモールライトを回収し、のび太たちを元の姿に戻させないことに成功

・発信機により宇宙空間の自由同盟のアジトを発見

・流星に紛れて潜入するというドラえもんの策を見抜く

・のび太たちを発見しつつもあえて泳がせて自由同盟のアジトを突き止める

・スネ夫のラジコンの弱点を見抜き、迎撃に成功する

など、全体的に一枚上手であるドラコルル長官。個人的には独裁者に従うより、クーデターを告発して政府側についたほうがいいポジションが待っていたんじゃ無いかとさえ思いますが、どうなんでしょうか。正確に問題があったんだろうな。約束は守ったほうがいいよね。

長官のミスは、従う上司を間違えた点ですね。ギルモアはなんで将軍になれたのか不思議なぐらい無能っぽいキャラですよね。

スネ夫の活躍・・・活躍?

なんとなくスネ夫にスポットライトが当たる感じはするのですが、実はそうでも無いというか、情けない面が目立つのが今作。

一応メイン兵装であるプラモの戦車を作るのはスネ夫ですが、実戦レベルの改造に関してはドラえもんの道具である「天才ヘルメット」と「技術手袋」によって行われておりますので、スネ夫はプラモを作っただけということになります。

ピリカ星に向かう際も、

闘争心に溢れるジャイアンに比べると「僕らには無理だ」と弱音を吐いています。

中でも一番の情けないシーンは自由同盟のアジトにPCIAが攻めてくるという情報が入った時のことです。

迎撃しようと、スネ夫を探すしずかちゃんですが、スネ夫はなんと倉庫の隅っこで隠れていました。早く隠れないと!と提案するスネ夫、そんなスネ夫を見てしずかちゃんは目にうっすらと涙を浮かべ、一言も発せずに去ります。一言も発せずにです。その無言の行動、しずかちゃんの失望と軽蔑の念がこもっている非常に見どころのあるシーンです。(思わず笑ってしまいました)人間あまりにもがっかりすると、もはや言葉も出てこないという場面はあるかともいますが、まさかドラえもん映画でそれが見れるとは。

ちなみにオリジナル版はのび太はいいところがほとんどありません。ドジ枠。

ネタバレ注意 今作のオチ

スネ夫としずかちゃんの戦車は撃墜され海に落下、浸水によりもはや溺れてしまう。ドラえもんたちは捉えられ、銃殺される寸前。もうだめだ!死ぬ!と思った瞬間、しずかちゃんの体が元のサイズに戻ります。

今となっては基本設定なんですが、スモールライトは永続的なものではなく、一定時間が過ぎると効力が切れ、元のサイズに戻ります。これで溺れることもなく、銃殺されることも無くなりました。ガリバートンネルでなく、スモールライトでの小人化はこのオチを使うためだったんですね。

元のサイズにさえ戻ればもはや進撃の巨人状態。超大型巨人五人が戦ってるイメージですのでPCIAに勝ち目はありません。ビルに登るドラえもんは映画「キングコング」のオマージュかと思われます。

火力が強すぎてオーバーキルになってしまうからなのか、今回はショックガンも空気砲も使わずに素手で敵の戦闘機を叩き落としてしまいます。戦闘機は無人機っぽいデザイン。

スネ夫だけ唯一敵戦車を足で踏みつぶしているのですが、あれが有人機だとするとパイロットは圧死したか爆死したかのどちらかかと思われます。ドラえもん映画には珍しい殺傷シーンです。

実はオチの伏線がある

ピリカ星でドラえもんたちが潜入した際に「片付けラッカー」を使ってスニーキングミッションに臨むわけですが、片付けラッカーの効果時間が切れて敵の監視システムに引っかかってしまうんです。これが伏線その1。この時にドラえもんが「ずっと効果の続く薬なんてあるもんか」と逆ギレするんですよ。その後に目に映らないスピードで高速移動できる「チーターローション」という薬で移動するのですが、これも効果時間切れにより見つかってしまいます。

時間切れにより窮地に追い込まれるのですが、時間切れにより窮地を脱出できるという展開なので、「時間切れ」が一つの伏線になっているわけですね。

透明になる秘密道具といえば、透明マントや石ころ帽子が有名ですが、今回はそれらではなく「片付けラッカー」が登場するのはそういった事情があるからなんですかね。

ドラミ!貴様なにをしているぅぅー!?

今回はあわや銃殺刑により命を落とす寸前でありながら、優秀な妹ドラミちゃんのヘルプはなしです。虫の知らせアラームはならなかったんですね。(にっこり)

2021版はどうなるのか予想

エンタメ性を追加

オリジナル版はエンタメ性が少なく、小さくなった状態で楽しんでる場面が少ないです。ジャイアンやスネ夫は一緒じゃないんですよね。なので2021年版は皆で楽しんでる感じのシーンが見受けられます。

過激表現はどうなる?

オリジナル版では、「射殺しろ」だとか「処刑する」だとか割と物騒な言葉がバンバン飛び交います。最近の表現規制は激しいので「捕らえろ」くらいになってる可能性が高いですね。

しずかちゃんの無言出撃は無くさないでほしい

しずかちゃんが「スネ夫さんの意気地なし!!」とか言っちゃうことを僕は危惧しております。

あのシーンは、あまりの情けなさにもはや言葉も出ず、情けないやら悔しいやらで涙がにじみ出るというあの表現が秀逸なんですね。「なんも言えねぇ」ってヤツです。余計なセリフはいらないんですよ。

そこを変に改変して欲しくないんですよ。傾向としてリメイク版は感動要素なんかを入れてきたりしますから。

オリジナル版はスネ夫も結局戦車で出撃するのですが、理由としては「怖いけど、さすがに女の子を単独出撃させるのは気がひける」というクソにも劣る消極的な理由。これが、しずかちゃんのセリフによってスネ夫が勇気を出した!みたいな展開にはなって欲しくないんです。

スネ夫のコンプレックス要素

元の姿に戻った後や後日談で、「巨人扱いされることに喜んでいる」描写があります。これはスネ夫が低身長をコンプレックスに感じているということなのですが、この辺りはどう描かれるのか。このご時世に低身長のコンプレックスというところを取り上げるのかどうかというところです。なんとなく削除されそうですね。

まとめ

見直してみると色々面白いリトルスターウォーズ。劇場版公開の前に見直してみるのも面白いですよ。

映画感想

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