ライフスタイルの奴隷

ライフスタイルの奴隷

映画「ファイトクラブ」でタイラーダーデンが言っていた言葉に

「ライフスタイルの奴隷」

という言葉がある。

今はSNSがない生活などありえないぐらいに普及して、見ず知らずの誰かのライフスタイルまで見れてしまう時代だ。

そこでセットになってくるワードは「自己顕示欲」「自己肯定感」というワードだ。誰かと比較して落ち込んだり、自分を大きく見せたりして苦しんでいる人も多い。全てが他人基準。自分を自分で認めてあげることができない。

それこそまさしく「ライフスタイル」というものに支配されている状況だ。ライフスタイルが先行し、そこに自分が追従していく。人生の主人公は誰だ?

地震と表層的なもの

昔の話になってしまうが、僕は震災を経験した時に、表面上の飾りがいかにどうでもいいものかを思い知った。人間の根源は「生きること」であり、「安心して休める場所」「食べ物」「飲み物」「信頼できる人間」が最も重要であり、宣伝されているもの、皆がいいと言っているものは誰かがそう仕向けたものに過ぎないということを肌で感じ取った。

それ以降、どこかしら表層的なものについてのめりこむことが少なくなった。

無駄は無駄で文化

ただ、無駄なものこそが人生の経験値であり、必要のないものが文化になるというのもわかるので、映画や本、ゲームなんかも楽しんでいる。

ただ、ライフスタイルが自分より先行することは許さないし、支配することも許さない。

周りを見てると支配されてそうな人がたくさんいるので、少しでもその思い込みや緊張を緩めてあげたいなあとは思う。

30代のおせっかいですがね。