岸辺露伴ルーヴルへ行く 映画版 感想まとめ
全体的な雰囲気は最高。ルーヴルは言わずもがなだし、露伴のばあちゃんのうちも最高だ。
山村仁左右衛門の追加エピソードを最後に持ってきて奈々瀬に語らせるという演出も良かった。
オークションの追加エピソードも良かった。
総合すると、原作にはない要素のほうが好感触で、原作再現要素が今ひとつというのが個人的な感想である。
そして、原作から削った要素・・・
この鍵を壊すのに許可がいるか?鍵がダメになっているというのなら壊すしかないだろう 消防署長の許可がいるかね?
原作より
ネズミですね・・・・鍵を壊しましょう・・・・・
岸辺露伴ルーヴルへ行く 原作より
あたりがカットされていたのが残念な部分でした。
二時間弱の映画としてうまく話をまとめたところは素晴らしいものの、どことなく荒木先生の匂いが薄いというか・・・攻撃が始まってからのパニック感や迫ってくるような緊張感が物足りないというのが僕の意見です。
セリフや演出にもう少し奇妙な感じというか・・・クセ・・・というか・・・
そのあたりがもっと強く出ていれば、手放しで神映画だーとか言えるんでしょうけどね。
荒木先生が原作で描いたクラシックな恋愛要素、が、もう少しうまくいってればなあ・・・と思ったりします。
毎年のドラマで期待値が上がりすぎてしまったのかな。
この映画は色んな意見がありそうですね。それも踏まえて楽しんでるので、僕は一向にかまわないのですがね!他の人の感想ブログ読みに行こう!
この雰囲気で押し切れるのは、やはり荒木飛呂彦先生なんだということを再確認した感じでした。
まとまらないなぁ!まあいいや!いつものことだし!!
小説版はまだ読んでないんですが・・・(というか、今日知った)、北國ばらっど先生ならたぶん間違い無いので直ぐ読みます。
( 追記)ノベライズ版読みました。一言で言うと最高でした。映画見てから読むのがおすすめです。
映画版のピンポイント考察もしてます。随時更新!