ある動画型教育システムの話が挙がっている。
それは見るだけで考え方から技術まで実践的な内容を勉強できるというものだ。これは個人で契約するものががほとんどだが法人契約というものもあるらしい。これを導入するかしないか?という話が持ち上がった。
結論から言うと僕は反対である。理由は「勉強してほしい」という経営側の意図が丸見えだからだ。
勉強してほしいのはみんな、どこも同じじゃないの?
子どもに勉強を頑張ってほしいからといって進研ゼミを勝手に契約するのは親のエゴでは?とその時思った。
そもそも子が勉強しないのは「勉強は楽しいということ」「勉強の必要性」を子が理解していないからである。進研ゼミを導入していないからではない。それと同じようなことだ。
その勉強システムがクソな理由の一つが「誰がどのくらい利用してるか把握できる」という点だ。
導入したからには使ってもらいたいのが経営側の本音だろう。だが従業員側の本音は「そんなことよりも30分早く帰れるようにしてくれ」なのである。
どんな立派な思想も「帰りが遅い」に負ける。
勉強なんてものはどうしても「時間を使う」ことになる。お金を法人が負担したところで個人が勉強のために時間を使わなくてはならないなんてことになったら本末転倒である。
結局はこんな新しい仕組みを導入しました、という経営ごっこがしたいだけなのだろうか。
これはただの否定的意見なのか?
最近わからないことがある。客観的判断で「違う」のか、自分が気に入らないから「違う」のか。
自分が気に入らなくても客観的判断で「合理的」と判断したら非難はしないようにしているが、それでもバイアスはかかっているのかもしれない。
いつの間にか自分も偏見だけで良し悪しを決めているのかもしれない。
だが今回の件は、経営側の願望をただ投影した自分勝手な判断だな、と感じた。