【絵本】「ぶたのたね」 感想 かわいい絵柄に対しての展開が斬新で笑える絵本だった

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大人になってから読む絵本はなかなかシュール

あらすじ

あるところにとても足の遅いオオカミがいました。どれくらい遅いのかというと豚よりも遅いのです・・・よって豚を捕まえることができない。オオカミはとっても悩んでいました。「豚の丸焼きがたべたいなあ」                                                                              

途中の展開(ネタバレ注意)

豚達にめちゃめちゃ馬鹿にされて悲しむオオカミ。

そんな悩んでるオオカミにキツネ博士があるものをオオカミに手渡します。それはなんと・・・「ぶたのたね」

なんと、植えると木が生えてきて・・

豚が実るわけです。

ランダムに実った豚 幹にも生えてる

これならどんなに足が遅いオオカミでも豚にありつけることができる。やったぜ!

さっそく収穫しようとするとオオカミに悲劇が!なんとこんな時にゾウさん達がマラソン大会を行っていた。

ゾウによる振動によりぶたが木から全部落ちてしまい、しかもゾウの後について走って行ってしまったのです。当然!オオカミは追いつけない!!あ、あんまりだ・・・

しかし一匹だけ落ちた拍子に頭を打って気絶しているブタがいました。オオカミは一匹だけでも良しとして、火を起こして丸焼きの準備をします。

ところがその途中でブタが目を覚ましてしまい・・必死の抵抗を試みます。(そりゃあそうだわな)そんなもみくちゃになっているとオオカミの尻尾に焚き火の火が引火してしまうのです。

最後はまた種を植えようとする感じでおしまい。頑張れオオカミ!

思ったこと

結局豚にはありつけなかったオオカミが不憫ながらも可愛らしいなと思いました。同時に絵本の世界の面白さを垣間見たので、新たな楽しみが見つかったなという感じです。面白い絵本があったら教えてください。              完

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