福島県立美術館で開催されている大ゴッホ展に行ってきた。3連休初日だったので人は結構いた。
近くで絵を見ようと思ったらまあまあ並ばなければいけない。人によって鑑賞の仕方や鑑賞ペースはまちまちだから、そこは気にしない。
油絵というものは面白くて、いろいろな角度から見てみると、筆の跡や油の盛り上がりがよく見える。
大胆に油絵具を塗ってるところや繊細に塗ってるところなど、細かい違いがあって面白い。水彩画なんかももちろん素敵なのだが絵としての重圧というか、存在感には油絵具独特のものがあって好きだ。(描くのは大変なんだろうな・・・)
ゴッホといえばひまわりなど、油絵の点描・・・っていうイメージが強かったが、そうでない作品もあったのが面白かった。
そして時代ごとに色使いが違ったりする。暗い時もあればあからさまに明るい時もある。
個人的に気になったのはタイトルの付け方だ。
「女性の頭部」とか「男性の頭部」とか
人を人として見ていないというか、パーツの一つとして捉えてる感があって、そこがなんとも言えない。
まあ下手に「物憂げな紳士」「恋に悩むうら若き女性」とかつけられるよりはいいのかもしれない。そういうのはゴッホのイメージではない。
メインとなる夜のカフェテラスは素晴らしかった・・・・んだが、有名な絵だから素晴らしく見えるのかもしれない。黒を使わずに夜のカフェテラスを表現しているらしいので、その前情報はあってよかった。黄色や青で夜や光を表現しているので、そこに注目してみることができた。
個人的には自画像や花の絵のほうが色鮮やかかつ少し変わった色使いで迫力があるなと思った。
もちろん夜のカフェテラスも素敵な絵ではあるのだが、ダイナミックさやゴッホの繊細さが現れているのはむしろ花の絵なのでは?という感想を自分は持った。
そしてグッズ売り場にいくのだが、流石にアクリルキーホルダーに2000円近くの値段がついているのには驚いてしまった。
いろんな権利や事情があるのはわかるがアクリルキーホルダーなんて個人的感覚では600円ぐらいの価値で、その三倍以上の値がついていたので記念品としても買う気にはならなかった。マグネットは無かったし。
オランダの美術館からやってきた絵、という事情もあっなのかミッフィーちゃんのぬいぐるみもあったが、それもずいぶん高いなあと思った。
コメやガソリンが高いと嘆いている割には、こういうグッズにはお金を払うのだな、と最後に少し悲しい気持ちにはなった。
それを差し引いても素晴らしい作品を見れた。あっという間に1時間半ぐらい経過していたので、時間の感覚も狂うような体験であった。
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